京都プレミアにも参加!映画『HELLO WORLD』の聖地を巡る旅(聖地巡礼@京都)

この秋、日本のアニメーションが加速する—


『ソードアート・オンライン』の伊藤智彦監督、『けいおん!』の堀口悠紀子、「正解するカド」の野﨑まど。いま最も注目を集める才能が組んだオリジナル劇場アニメーション『HELLO WORLD』。誰しも共感できるドラマから始まり、新機軸のSFとして広がり、そして誰も観たことのない世界に辿り着き、誰もが衝撃を受ける『HELLO WORLD』は、まさに新しい世界の扉を開く“新世代アニメーション”。

この映画の舞台は、近未来の京都。劇中に実在の場所がいくつも出てくるということで、ch FIELS東海版のスタッフが名古屋から聖地巡礼の旅に行ってきました!
そして9/11(水)に行われた京都プレミアにも参加してきました。メインキャストの北村匠海さん、松坂桃李さん、浜辺美波さんは和服姿でレッドカーペットに登場し、トークショーのあとは聖地で観る野外上映会という超レアイベント!その様子もあわせてお伝えします。

今回巡った聖地はこちら!

ストーリー

京都に暮らす内気な男子高校生・直実(北村匠海)の前に、10年後の未来から来た自分を名乗る青年・ナオミ(松坂桃李)が突然現れる。ナオミによれば、瑠璃(浜辺美波)は直実と結ばれるが、その後事故によって命を落としてしまうと言う。「頼む、力を貸してくれ。」彼女を救う為、大人になった自分自身を「先生」と呼ぶ、奇妙なバディが誕生する。しかしその中で直実は、瑠璃に迫る運命、ナオミの真の目的、そしてこの現実世界に隠された秘密を知ることになる—

●名古屋〜宇治公園

名古屋駅から新幹線に乗り京都へ出発!のぞみだと京都駅まで約35分。

みんなでお喋りしながらだとあっという間です。
京都に着いたらまずは宇治公園へ。京都駅からJR奈良線に乗り換え、宇治駅で下車します。

宇治駅の前に茶壺形のポストが!さすがお茶で有名な宇治市ですね。

宇治駅から平等院の参道を通り、10分ほど歩くと最初の目的地、宇治公園が見えてきます。

宇治公園は宇治川の中州に浮かぶ塔の島・橘島と宇治川の左岸にある寄り道からなる公園で、川岸と島はそれぞれ4つの橋で結ばれています。


こちらはその橋の中の一つ朝霧橋。物語が大きく動き出す花火大会のシーンの舞台となった橋です。

聖地巡礼の醍醐味の一つといえば劇中のシーンの再現ですよね!この予告動画の58秒くらいからのシーンです。これ、再現度高くないですか?足の上げ方やアングルまでこだわりました。

メインビジュアルで直実たちが立っている喜撰橋。ここで登場するのがあのアイテム!

そう、「最強マニュアル」です!


簡単に準備できるノートですが、やっぱりこれがあるだけで再現写真のクオリティは段違いですね。


せっかくなのでカラスがいるバージョンも撮影(笑)。

喜撰橋の近くのお茶屋さんで顔はめ看板を発見。これは写真を撮らざるを得ない!

●伏見稲荷

次に向かったのは伏見稲荷。JR稲荷駅を出ると目の前です。

お稲荷様の使いの狛狐と記念撮影。


そして伏見といえば千本鳥居!映画ではナオミが直実の世界に現れた場所です。

観光客がたくさんいて、映画のようにナオミが現れたら大騒ぎになりそうですが、真っ赤な鳥居がずらりと並んでいる光景はとても神秘的。劇中には狐面が登場しますが、お稲荷様と何か関係があるのかな…?

ちなみにこの日、朝は暑いくらいに晴れていたのですが、この伏見稲荷を出る頃から雲行きが怪しくなっていきます…。

●鴨川デルタ


ドローンが直実の頭に直撃したり、瑠璃と好きな本について語り合ったりしたのはここ、鴨川デルタ。京阪電鉄出町柳駅を出てすぐにある、賀茂川と高野川の合流地です。京都の人たちの定番デートスポットだとか。

劇中で描かれているとおり、飛び石が置かれているので川渡りもできちゃいます!


川を眺めながらベンチでゆっくりおしゃべりなんて、憧れですよね。

鴨川デルタ近くの電柱に止まっていたカラス。劇中では三本足のカラスが重要な役割を担っていますが、このカラスは残念ながら三本足ではなく普通の二本足。でも空模様とあいまって何かが起こりそうな雰囲気…!