社長に会いたい|DHC 宮﨑緑社長「毎日プチハッピーを作るようにしています。人生は1日1日の積み重ねだから」

宮﨑緑

株式会社ディーエイチシー 宮﨑緑社長

推しのライブ前は、DHCの「速攻ブルーベリー」にお世話になっている高校生も多数!化粧品・健康食品のDHCの宮﨑社長にインタビューして来ました!


まずは、どんな会社か教えてください。

創業は1972年、翻訳業から始まり
化粧品・健康食品の会社へ

DHCの創業は50年以上前の1972年。実は翻訳業から始まった会社で、「大学翻訳センター」の頭文字を取って「DHC」なんです。AIなどない時代ですから、日本の技術を世界に発信していくためには、翻訳が必要とされていたんです。創業者は、日本の経済成長に貢献するために、大学教授らの論文や企業からの技術マニュアル等の翻訳を請け負っていました。ただ、翻訳業は非常に利益が薄く、経営を続けていくためにはまったく違うビジネスで支える必要がありました。

そこで、さまざまなビジネスを検討していく中、当時はまだまだケミカルな化粧品もあった時代。肌の弱い人でも使える化粧品を作れないかということで創業者がオリーブ大国のスペインに出かけて行き、たどり着いたのがアンダルシア地方のオリーブ農園でした。そこで独占契約を結んで「フロール・デ・アセイデ」という特別なエクストラバージンオイルを輸入することになりました。

40年以上経った今も「DHCオリーブバージンオイル」はDHCの代表商品で、一滴で肌を守る美容オイルです。これらの商品を当時珍しかった通販で販売してお客様のクチコミで広がり、その後、お客様から健康に関する商品がほしいという声を多くいただいたことで、健康食品も始めることになりました。ほかにも食品やアパレルなど、お客様が必要としていてDHCが良質な商品を提供できるのであれば、なんでもやってみようというチャレンジ精神のある会社だと思います。


社長が思う、会社の一番好きなところは?

何より、“仲間がいい”
だからこそ30年以上勤めてこられた

昨年、代表が全社員とコミュニケーションを取るタウンホールミーティングという機会を作りました。その時、全社員に事前アンケートを取りました。するとどの社員でもトップ3に入っていたのが、「仲間がいい」ということでした。

この結果を見て私は泣きそうになって。ただ楽しくて仲良しというのではなく、信頼関係があってお互いに切磋琢磨しながら仕事を進めていく関係性の表れが、こうした言葉になって出てきたのだなと思うと、本当に嬉しかったです。私自身も仲間がいいから30年以上もここで仕事を続けてくることができました。「すべてはお客様のため」というDHCマインドをみんなが持ち、助け合う文化が浸透しているのだと思います。


宮﨑社長のDHCの愛用商品は?

DHC薬用リップクリームは
気づいたらすぐ塗る“お守り”リップ

まずは「DHCオリーブバージンオイル」と「DHC薬用リップクリーム」ですね。オリーブバージンオイルは顔だけでなくボディや髪、爪にも…もう全身に使っています。薬用リップクリームは、会社のデスクに入っているし、家のリビングにも寝室にも置いてあり、気付いたらすぐに塗っているような“くちびるお守りリップ”です(笑)。あとは「DHCスーパーコラーゲン スプリーム ミスト」はさっき取材前にも顔に吹きかけてきました。肌を乾かさないことが大切です!

「パーフェクト サプリ マルチビタミン&ミネラル」はずっと飲み続けています。パソコンをよく使うので、ルテインや、ビオチンというビューティー系のサプリメントも飲んでいます。若い頃から栄養バランスをきちんと摂取してきた人とそうでない人では50代になった時の顔が全然違うことが証明されているので、バランスよく食べて、サプリでビタミンなどを補っておくのがいいのかなと思います。

「速攻ブルーベリー」が推し活の必需品になっているのをご存知ですか?

知ってます! 商品としては以前からあるのですが、ある時「遠い席からでもライブが楽しめた」というようなことをSNSで書いてくださったコメントがバズったと聞いています。

私の推しのライブでも、みんなが開演の15分くらい前に飲んでます(笑)

わぁー、ありがとうございます! 皆さんのような若い年代の方々にまでご愛用いただいているという生の声を聞けて嬉しいです!


社長が生活の中で大切にしていることは?

落ち込んだ時は気持ちを切り替え
プラスの感情を持つようにしている

「食べる・寝る・遊ぶ・仕事する」のバランスと質はとても大切にしています。人生は1日1日の積み重ねだから。そして、1日のうちに「わーい」とか「やった」と思えるプチハッピーを作るようにしています。プラスの感情が多い日の方が、1日の質がいい気がします。

私も悩んだり落ち込むこともありますが、気持ちや思考の切り替え術やリセット術は、若い頃から意識していたかもしれません。例えば悪いことが起きたら、“おそらくもっと酷いことが起こるところを、ここで厄落とししてくれたんだな” とか、“これにはきっと意味がある” と考えます。

随分と都合がいい考え方なんですけど(笑)、それで早めに落ち込んだ感情から脱出します。睡眠やごはん、お風呂、お散歩だったりと、手軽にできる毎日のルーティンを楽しむことも、ネガティブに陥らない手段になっています。


宮﨑社長はどんな高校生でしたか?

人と同じことをするのは嫌
エネルギーを発散できる場所を探していた

当時はあまのじゃくで、人と同じことをするのは嫌、でも好奇心は旺盛だったので、そのエネルギーをどうしていいかわからず、発散できる場所を探していたんじゃないかな。小学生の頃からずっと学級委員長をしていたのですが、どこか冷めて見ているというか、大人ぶっている自分がいたと思います。

コンプレックスもたくさんあったし。ものすごい癖っ毛なんだけど、人と違うことをしていたいと言うわりには、一生懸命髪の癖を伸ばしていたりするんです。親に髪の毛のことで恨み言を言ったり、ストレートパーマを当ててみたり。それって矛盾してますよね。でも今は、“これが自分! これででいいや” って思えるから不思議ですね。


▼宮﨑社長が心掛けている3つのこと

  1. 誠実さ

    誠実さはビジネスにおいてとても大事だと思っています。ちょっとズルをしたり嘘をついたら、必ず大きくなって自分に返ってきて、痛い目に遭います。誠実に物づくりをしてお届けしていれば、お客様にはちゃんと伝わるので、迷いそうになった時は、誠実な方を選択します。

  2. 周りへのリスペクト

    仕事はひとりでできるものではないので、自分以外の人に対して尊敬する気持ちを忘れないことだと思います。そうすれば自ずと信頼関係も生まれます。私は自分から心を開いて、相手の良いところを見つけるようにしています。自分と違うタイプの人でも苦手なタイプの人でも、絶対に学びがありますから。

  3. 感謝の気持ち

    売上や利益という数字は、営業の立場だと達成できずに落ち込んだりすることもあると思うのですが、売上はお客様のありがとうの数、幸せの数だと考えると、伸びていれば、それが私たちの力で増えていると思うことができます。すると途端に数字が温かみを持ってくるんです。何事にも感謝の気持ちを持って過ごしていきたいと思っています。

 

社長の朝ごはん&モーニングルーティン

宮﨑社長

朝は和食です。基本、具だくさんのお味噌汁があればそれでいい。季節ごとの旬のものを大事にしているので、カブが美味しい季節であればカブ(葉っぱも!)と油揚げとネギを入れたり。私はそこにオリーブオイルを入れるんです。香りが立つのでほっこりします。起きたら顔を洗ってシートマスクを貼って、愛犬をよしよししてお味噌汁を飲んで、会社へ行きます。朝は窓を開けてフレッシュな空気を吸って深呼吸をすると「やるぞ」というスイッチが入りますね。



高校生へメッセージ

「何があっても大丈夫」ということはお伝えしたいです。そして、自分を楽しんでほしいなと思います。私も人生を絶賛楽しみ中です。あまり考え過ぎないことも大事かもしれないですね。仕事をしていく上では、人を頼ったり頼られたり、その両方があると学びになると思います。私自身、みんなに守ってもらったり守ったりしながら今までやってきて、そういう仕事の人生で本当に良かったなと今も思えているから!



取材を終えて

しおん(高3)
宮﨑社長の持つマインドにたくさん励まされました! お話の一つひとつから、DHCの持ち味である、誠実さとお客様ファーストの精神を強く感じました。社内でもコミュニケーションを大切にして、リスペクトし合いながらぶつかり合うことが、良い物づくりに繋がるんだなと思いました。

かのん(高2)
「営業って、売上によっては一喜一憂してしまうけど、その売上の数字の向こうにはお客様の幸せがあると考えたら自然と心が温かくなる」という考え方がとても印象に残りました。宮﨑社長も周りの社員さんも雰囲気がとても素敵で、一気にDHCのファンになっちゃいました!

しらべ(高2)
宮﨑社長がお部屋に入ってこられた瞬間から空気がパッと明るくなりました。そしてお話を聞いて一番感じたのは、「自社製品が大好き!」ということ。それってめっちゃ素敵だなと思うし、一緒に働く「仲間がいい」という話にも感動しました!

さくら(高2)
若い頃、ストレスで肌が荒れてしまった経験がありながらも、気持ちを切り替えて仕事を楽しむマインドは、本当に素敵だなと思いました。社長が仕事を楽しんでいるから、社内の雰囲気も明るく意見しやすい雰囲気になるのかなと思いました。

ゆま(高1)
社員さんたちが「仲間がいい」と言える職場環境が本当に素敵だと思いました。あとは悪いことがあっても“これから良いことが起きる”と考えて、気持ちを切り替える方法。自分も新学期からは文化祭実行委員の副委員長になるので、実践していきたいと思いました。

宮﨑緑Midori Miyazaki
1967年、千葉県出身。1993年、祖業である翻訳・通訳事業の営業としてDHCに入社。その後、化粧品・健康食品のコンビニ・ドラッグストア向け営業、通販・マーケティングなどに従事してきた。2015年に取締役、2020年に常務取締役、2021年に取締役副社長に就任。2023年1月より代表取締役社長を務める。