映画『青夏』葵わかな・佐野勇斗インタビュー!ふたりが受験勉強に没頭した高3の夏とは?

青夏

夏休みを田舎で過ごすことになった都会育ちの高校生・理緒と地元の高校生・吟蔵の期間限定の恋を描いた胸キュンラブストーリー『青夏 きみに恋した30日』が8月1日(水)より公開! 主演の葵わかなさんと佐野勇斗さんに、撮影中のエピソード、運命の恋、高校時代の大学受験バナシまでお聞きしました!

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田舎の風景がすべて揃った
三重県伊勢市で1ヶ月間撮影

田舎の風景がとてもキレイでしたが、撮影はどこでされたんですか?

 撮影は1ヶ月、ほぼ三重県で撮影しました。伊勢神宮の近くだったのですが、山も海もあって、“田舎”と聞いて想像する景色がすべてあるような場所でした。

同世代のキャストが揃われていましたが、現場はどんな雰囲気でしたか?

 みんな仲良かったし、本当にみんなで田舎に遊びに来たという感じでした。演じていても自然とアドリブが出てくる感じで。

みんなでどこかに遊びに行ったりされましたか?

 私たちはずっと撮影していたので行けなかったのですが、他のメンバーは伊勢神宮に3回くらい行っていました。そこでそれぞれにおせんべいをお土産に買って来てくれたんですが、私をイメージして買ったというのが“ぬれせんべい”で…。私のイメージ、こういう感じなんだ! って(笑)。佐野くんには、激辛の唐辛子がかかっているおせんべいでした。

おふたりの印象に残っている胸キュンシーンを教えてください!

佐野 胸キュンシーンではないかもしれないですが、僕は花火大会で理緒とはぐれて、再会した時のふたりのやり取りや東京でデザイナーになりたいという夢がある吟蔵が、海に向かって東京の思い出を語っているシーンが好きです。

 私は、ふたりが上手くいきそうでいかない、すれ違うようなもどかしいところが好きです。みんなで川でバーベキューをするシーンで、理緒が菅野くんとしゃべっているのにムカついて、吟蔵が「あいつチャラいよな」みたいな悪口を言うんです。理緒は「吟蔵の方がチャラいからね」と言ってまた菅野くんの方へ行くんですけど、お互い気にし合っているのにケンカになっちゃうところが、若さゆえなのかなと思って。

佐野さんは吟蔵くんをどのように演じられましたか?

佐野 吟蔵は、原作を読ませていただいた時にすごいカッコいいなって思ったんです。映画を観てくれた人にもカッコいいと思ってもらいたいなと思ったので、準備期間はまずカラダ作りのために筋トレを頑張りました。

役作りのために日焼けサロンで焼いたとブログに書かれていましたよね?

佐野 そうなんです、田舎育ちの子の設定だったので、肌を焼くために人生初の日サロに行きました(笑)。あれ、すごいんですよ。パンツ一丁になってカプセルに入るんですけど、1回入っただけで全身が真っ赤になって、結構焼けるんです。

葵さんの理緒ちゃんはいかがですか?

 理緒はちょっと幼くて、考えるより先に体が動いちゃうみたいな子なので、演じるのは結構難しかったです。こういう子ってよく少女マンガに出てきますが、実際にはいないじゃないですか(笑)。私自身はすごく慎重派で、石橋を叩き過ぎて渡れなくなることもあるくらいなので、逆に好きだけで走っていける理緒が羨ましくもありましたし、役の中では思う存分楽しみながら演じました。

おふたりがイメージする
“運命の恋”とは!?

運命の恋はあると思われますか?

佐野 あると思いますよ! え、信じてないの!?

信じたい気持ちはありますが、実際ないだろうなって思っちゃいます(笑)

 わかる(笑)。でも、たまに結婚しているスタッフさんと話していると、出会った時からこの人と結婚するだろうなと思ったと聞くことがあるんです。そういう運命の恋がいつか自分にも回ってきて欲しいな、とは思っています。

佐野さんの運命の恋は、どんなイメージですか?

佐野 会社のオフィスとかで、女の子がシュレッダーにかけなきゃいけない書類をたくさん抱えて運んでいたところでバサッと落としてしまって、「あ!」って言って僕も一緒に拾う、っていう。

なぜか会社設定なんですね!(笑)

佐野 そうそう(笑)

 でも高校生なら、部活の練習試合とかでの出会いもあるんじゃないですか? 転校するっていう設定はなかなかないけど、再会のパターンはあり得るかもしれない。「あ、あの時の!」みたいな(笑)。あと、バイト先の出会いもありそうですよね!

『青夏』みたいに好きな人が友だちとかぶってしまったら、どうしますか?

佐野 ちょっと1日考えるだろうけど、自分が行ける、と思ったら引かないし、時と場合によるかな(笑)

 その友だちが普段ずっと一緒にいる仲良い友だちだとしたら、私は引くかな。私の場合、大勢の友だちといるというよりは、特定の子と一緒にいるタイプなので、きっと友だちの方を選ぶと思う。

佐野 それか俺、選べないから「一緒に諦めよ?」って言うかも!

新しいですね、それ(笑)。葵さんが理緒ちゃんの立場だったら、やっぱり吟蔵くんを選びますか?

 撮影中に女子チームでもその話題になったんですが、私は菅野くんを選ぶと思います(笑)。みんなの中心にいる子より陰で頑張っている子の方に目が行くんです。応援したくなるというか。あと、真面目な人の方が好きだから。

佐野 え、吟蔵も真面目だよ!? チャラく見えるだけで。でも菅野くんは俺も応援したくなります。

高3の時に本気で立ち向かった
大学受験の極意

青夏

おふたりの高校時代の夏休みの思い出を教えてください。

佐野 高校時代の夏休みはすごく楽しかったです。1年生の時はニュージーランドにホームステイに行って、2年生の時は1ヶ月半ほど、『くちびるに歌を』の映画の撮影で長崎の五島に行って、この時は葵さんと一緒だったんですが、僕の人生を変えたと言ってもいいくらい楽しかったし、勉強させてもらった夏休みでした。

 私は『くちびるに歌を』が高校1年生の時で、2年生の時は、友だちと川に行って飛び込んだりした思い出があります。3年生の夏は受験だったので毎日学校に行って勉強をしていました。先生と仲が良かったので、先生と話すのも楽しかったし、みんな学校に来ていたので、勉強するのも楽しかったですね。

私たちはこれから受験なんですが、オススメの勉強法はありますか?

 私はAO入試だったのですが、塾には行っていなくて。その代わり、毎日新聞を読んで、本は1日に3冊くらい読んでいました。あまり長い時間をかけずに、決めた期間を集中してやる方が私には合っていたような気がします。AOは小論文でほぼ決まるから、国語の先生と仲良くしておくと、添削もしてもらえるかもしれない!

佐野 僕は一般で、センター試験を受けて受験したんですが、3年生の10月頃から始めたので、当時は本当におかしくなるかもっていうくらい、ごはんを食べる時間もずっと勉強していました。これで受からなかったら人生ダメになるかもっていうくらい。受験勉強は、どれだけ我慢をして自分が嫌なことができるか、という自分との闘いだよね。本当、気合いです(笑)

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青夏 きみに恋した30日
  • 原作:南波あつこ『青夏 Ao-Natsu』(講談社「別冊フレンド」刊)
  • 監督:古澤 健
  • 出演:葵わかな、佐野勇斗、古畑星夏、岐洲 匠、久間田琳加、他
  • 配給:松竹

©2018映画「青夏」製作委員会

8.1(水)全国公開

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