きゃりー・WANIMAらが所属するunBORDE・鈴木竜馬プロデューサーの高校時代

unBORDE

北海道版・関東版・東海版・関西版・中国版・九州版
けいすけ(高3)・みゆ(高1)・えりか(高3)

ワーナーミュージック・ジャパンの執行役員にしてunBORDEの主宰、CENTROの代表…
数々のアーティストを成功に導いた名プロデューサー・鈴木社長に、お話を伺いました!


鈴木さんが社長をされているCENTRO(チェントロ)はどんな会社?

ワーナーミュージックの中にある
アーティストの周辺ビジネスの会社

CENTROはワーナーミュージック・ジャパンの中に立ち上げた、アーティストの周辺ビジネスのための子会社です。設立のきっかけは、昨年10月、ゲスの極み乙女。がワーナーに移籍する時に、以前所属していたマネジメントがなくなってしまうということだったので、せっかくならマネジメントだけでなく、例えばアプリや物販、フェスの企画などアーティストのそばで時代にチューンしたビジネスが展開できるようにと考えて作りました。

レーベル「unBORDE(アンボルデ)」立ち上げの理由は?

きゃりーやWANIMAが所属する
変わり種が集まったレーベル!?

unBORDEは同じワーナーミュージック・ジャパンの中に7年前に立ち上げたひとつのレーベルなんですが、きゃりーぱみゅぱみゅやゲスの極み乙女。、神聖かまってちゃんなど当時の新人を集めて“変わり種を集めたレーベルです”ということで作りました。今ならあいみょんやWANIMAなど、みんなどこかちょっと飛んでいて(笑)。でも誰か一組のアーティストを好きになった時に、unBORDEマークが付いているのであればこっちのアーティストも聴いてみようかなっていう連鎖が生まれればおもしろいなと思ったんです。BORDEとは、スペイン語などラテン語で“端っこ”という意味。後ろにRをつけたら英語の“BORDER=境界線”って意味にもなります。以前は、各レコード会社の中にいろんなレーベルがあって、ロック色が強かったり、レゲエ色が強かったり、レーベルごとにカラーがあったんですが、日本ではこの10年ほど、少しそこが形骸化してきていたところがあったんですよね。

音楽プロデューサーってどんな仕事?

アーティストに合った方向性を考える
映画で言う製作総指揮みたいな役割

例えばあいみょんを2018年、どうやったら世の中に届けられるんだろうと考えた時に、全国のラジオで音がかかったら、何か違う現象が起きるんじゃないかって、ラジオ局に強いプロモーターに手伝ってもらったり、アーティストごとに合った方法を考える。ひとつのプロジェクトを進めるために、案件ごとに人を采配してジャッジを下す人。映画で言う製作総指揮みたいな役割がプロデューサーかな。

なぜ今の仕事にたどり着いたの?

高校大学時代はバンド活動とか旅行とか
とりあえずひたすら遊んでた(笑)

もともと音楽が好きで、中高生の頃はバンドをやっていたんだけど、プロでやっていく実力はないなとは思っていたので、ひたすら何も考えずに遊んでました(笑)。旅が好きだったから海外に行ったり。大学を卒業したらアメリカに行こうと思っていたんだけど、お金がないからちょっと働いてお金を貯めるか、と思い、たまたま就職情報誌で見つけたソニー・ミュージックの中のソニー・クリエイティブプロダクツっていう会社に入ったんです。そこでアニメに携わって、海外出張もさせてもらいながらアニプレックスの創業メンバーに入ったりしたんだけど、やっぱりアメリカに行きたいなと思って、会社を辞めて3年ほど海外に行って。その後「音楽業界のためにちゃんと働け!」って、当時かわいがってくれていたワーナーミュージックの方から声をかけてもらって、戻ってきた感じですね。だから仕事はそこから一からの出直しでした。

高校生の時からやっておいた方がいいことは?

言語はどんな職にも武器になる
人に一生懸命伝える力も大切

今の時代に限らずだと思うんだけど、まず、言語。英語もそうだし、ハングルでもチャイニーズでもいいし。言葉が使えるのは、どの職に就くにも武器になるかな。あとはコミュニケーション能力を高めていくこと。結局仕事も人と人だからね。思いを一生懸命伝えることは大切。例えばミュージックステーションにこのアーティストを出したいんだ、という時にプロデューサーさんにどうやって話すかは、コミュニケーションから始まってくるからね。

    鈴木社長にお聞きした
    社長が心がけている3つのこと

  1. コミュニケーションは
    自分から積極的に取る

    人との出会いをその場限りの一期一会にしないこと。僕はお店でも、気に入ったら2、3回立て続けに行って常連になるようにしています。自分が何かを作りたいという時に一緒にやってくれる人とのつながりは、自分から積極的に作ってきたかな。

  2. 仕事と遊びの
    ボーダーを引かない

    僕たちの仕事って、エンターテインメントであって、生活を豊かにするためのものでしょ。24時間365日、土日だとかみんなが楽しんでいる時間に何かを提供する仕事だから、ある時から、オンオフを意識するのをやめたら、ストレスもなくなりました。

  3. 誘われたら基本断らない!
    チャンスになるだけ触れていく

    僕は広く浅くでもいいから、幅広い経験値はあればあるだけ良いと思っているので、人からの誘いは基本断らないようにしています。自分の前にチャンスがあったら、積極的に触れた方がいいんじゃないかな。その中に自分がやりたいことがあるかもしれないしね。

仕事に欠かせないアイテムは?

iPhone

鈴木竜馬

僕は新入社員の頃から会社に来る時は、いつも手ぶらなの(笑)。僕たちの仕事って、いろんなプロジェクトが同時に動いてるでしょ。例えば今週WANIMAが西武ドーム公演、来週はきゃりーちゃんがミュージックステーション、その次にアルバムが出る…とか。だから僕はかばんを持たず、同時並行で自分の脳みそをフル回転するやり方が身についているみたい。でも最近はiPhoneに頼ってるところもあるかな(笑)。スケジュールもメモもToDoリストも、仕事の写真もLINEもメールもすぐできるからね! ちなみにケースは、スヌーピー。スヌーピー展行くたびにグッズ買っちゃうんです(笑)

鈴木社長

「unBORDE LUCKY 7TH TOUR」

unBORDE所属のWANIMA、あいみょん、tofubeats、チームしゃちほこらが出演するライブツアーが開催!「ここでしか見られないコラボレーションやトークがあるファン感謝デーのつもりで開催を始めて7年目。初めて7大都市を回ります! ぜひ遊びに来てください」

OFFICIAL WEBSITE

鈴木竜馬Ryoma Suzuki
鈴木竜馬
’69年、東京都生まれ。東海大学文学部卒業後、’93年4月、株式会社ソニー・クリエイティブプロダクツに入社。’97年退社後、東南アジア各国や欧米諸国を旅し、’99年3月、株式会社ワーナーミュージック・ジャパンに入社。’10年12月、社内にunBORDEレーベルを発足、’17年10月、新会社・株式会社CENTROの代表取締役に。