【よしもとTALK】祇園|今年もやります!全国6都市、新ネタばかりの単独ライブツアー「ぎおんまつり」開催中

今月のよしもとTALKは、3年ぶり5回目となる祇園の木﨑さん・櫻井さんがご登場! 全国6都市で開催される単独ライブツアー「ぎおんまつり~Thanks giving 18〜」や「GIONトーク」への思い、7月末に漫才劇場で行われる卒業ライブ「お待たせしました祇園でした。」についてなど、たっぷりお聞きしました!

単独ツアーはちやほやされたい!
「ちょっと多めに笑ってください」

今月から単独ライブツアー「ぎおんまつり」が開催されていますが、毎年のこのライブはおふたりにどのように影響していると思われますか?

木﨑 僕らは単独を単体でやるんではなくツアーにしていて、その年の新ネタを下ろす場所になっているので、1年の活動の軸になっています。僕らの活動の柱かもしれないですね。

櫻井 そうですね、生活の中心になってる感じがしますね。単独ツアーは7月から年末までやらせてもらってますが、この先、どんどんおっきくなっていくことを目指したいなと思ってます。

ネタは新ネタばかりですか?

木﨑 はい。会場ごとに入れ替えたりもするので、15から20ぐらいはあるのかな。全会場来ていただいた方も知らないネタがある状態になっていると思います。

単独で大切にしていることは何ですか?

櫻井 まず前提として、お客様が帰りの電車で「あ~今日来て良かったな」って思ってもらうこと。そして、僕らがつまらなそうにやっているとそれってたぶん伝わるので、本人も楽しむことでお客さんに繋がればいいなと思っています。

楽しみにしているファンへメッセージをお願いします!

木﨑 我々のお客さんってちゃんと見てくださるんで、スベるときはちゃんとスベるんですよ。だから、たまには甘やかしてください(一同笑)

櫻井 それってええことなん?

木﨑 やっぱり、ちやほやされたいなって思うんで、「前のめりに、いつもよりちょっと多めに笑ってください」ってメッセージを書いていてください。

櫻井 僕は、「漫才の賞レースで僕たちが勝ち上がっていくネタが今回のツアーで生まれるかもしれません」って書いといてください。

はい! ちなみに「GIONトーク」は、7月23日の開催で142回目を迎えます。そこまで長く続いている秘訣は何でしょう?

櫻井 最初、ラジオを目標にしていた頃、人前で話す練習としてトークライブをやりたかったんですが、劇場で僕らのランクが低くてできない状態でした。劇場のシステムが変わったタイミングでようやく実現したんです。ほんまにやりたかったイベントなので、これを終わらせるという発想がそもそもなくて、気づいたらもう12年…。

木﨑 やめる方が勇気がいるというか、これがなくなるとトークも下手になるんじゃないかっていう恐怖もあるし。話題となるようなことが何も起きない月もあるんですけど、それでも続けることに意味があると思ってやってます。

卒業ライブでは劇場での
15年間のすべてを出したい

7月末に漫才劇場を卒業されることがとても寂しいです。今の気持ちはいかがですか?

櫻井 僕たち世代はみんなそうだと思いますが、そろそろやろなって思ってたので、“もうちゃんとわかってましたよ”って感じで、びっくりとかはなかったですね。ここからは、未知の領域なので、今は怖さ半分、ワクワク半分みたいな状態ですかね。

木﨑 劇場は育ててもらった場所で、家みたいなもんでしたが、若い芸人がどんどん出て来ていますよね。ただ、自分たちで卒業する勇気はないので、自然な流れだと思います。

トータル15年在籍されたbaseよしもと、5upよしもと、漫才劇場での印象深いエピソードを教えていただきたいです。

櫻井 やっぱりbaseよしもとに入れた日が一番の思い出です。中学生の時からお笑い好きやったから、オーディションに勝ち上がって、テレビで観る皆さんがいた楽屋に今自分が座ってるっていう日の夜がほんまに嬉しかったです。母親に「劇場に入れました」っていう報告の電話をしたんですが、こっちから母親に連絡したのは後にも先にもその一回だけやったと思うので、ほんまに嬉しかったんやと思います。15年やらせてもらって、すごい楽しかったです。

木﨑 コロナ禍では無観客の単独ライブとか、初めての経験ばかりでしたね。中でも印象に残っているのは、「原始人ライブ」っていう今でもやってる台本がないライブがあるんですが、ある日、ビスケットブラザーズの原田君が、マスク二重の上に馬の被りをして、すごいウケてたんですよ。こっちもウケてるから、何回も「やれ! やれ!」ってやらせてたんですけど、笑いにストイックな原田が突然止めたんです。「あと一回やったら死んでました」って。こんなことあるんやっていうのがすごく印象的でした。

7月24日には卒業ライブ「お待たせしました祇園でした。」が開催されます。単独ライブとはまた違う内容になりそうでしょうか?

木﨑 単独は新ネタですが、卒業は内容が全然違っていて、我々も振り返りをしたいと思っています。baseや5upの頃って、コントやナルシスト漫才とか、実はいろんなことやってるんですよ。

櫻井 なので今観に来てくださってる人は、昔のネタを新鮮に観ていただいて、逆に昔来てくれていた人は、最近のネタを観てもらって、みんなが楽しんでくれたらいいなと思ってます。

この春からは櫻井さんが「漫烈」での活動を始められました。漫烈の活動はコンビにどのように還元されていますか?

櫻井 時間の投資とでも言いましょうか。漫烈は、”人気になって、漫烈のあの人が出ているライブを観に行きたいってなるよう頑張ろうね“という趣旨なんです。まだ始まったばかりで、コンビに返ってきていると言うのはおこがましさもありますが、今後そうなればいいなという風には思ってます。

木﨑 これから広がっていくと思うんで楽しみですね。いや、僕も入りたかったっていう思いももちろんありますし、いつでも追加メンバーになる心意気はあります(笑)

木﨑さんは第二子のご誕生おめでとうございます! 以前の取材で、夢は上のお子さんが「お父さんのように金のスーツ着たい」って言ってくれることだとおっしゃっていましたが、日々の成長をどのように見ておられますか?

木﨑 背負うもんが一個増えたんでより一層頑張ろうと思ってます。上の子は、僕が漫才をしてるのはわかっているんですが、テレビを付けていてもあまり観てなくて。でも最近、ランドセルを買うのに「キンキンのランドセルが欲しい」って言い出した時に、“俺の子どもや”って実感したし、結構僕のこともスーツも見てくれてんねんなと思って、成長が嬉しかったですね。

最後に、これからどんな風に活動していきたいと考えていらっしゃいますか?

櫻井 自分たちが拠点となって漫才を核に、それを広めるためにテレビに出たりしていけたらと思います。

木﨑 劇場を飛び出しても、漫才はマイクがあればどこでもできるので、いい仕事やなと思うし、この先も大切にしていきたいですね。例えば、藤崎マーケットさん、スマイルさん、やすともさん(海原やすよ ともこ)、モンスターエンジンさんなど追いかけるべき人たちがいっぱいいるんで、ありがたいです。皆さんの背中を見て、追いつけるように頑張りたいなと思います。

祇園の
「自分を変えてくれた人・モノ・言葉」

『人』
木﨑 初代の個人マネージャーです。僕らが飯食えるか食えへんかギリギリの時についていただいた時に、「今年絶対賞を取りましょう! 漫才に集中してください」って年間スケジュールまで立ててくれたおかげで、2018年に上方漫才大賞が取れました。
櫻井 僕も全く同じです。初代マネージャーさんのおかげやと思ってます。

『モノ』
木﨑 衣装です。金の衣装を着るとスイッチが入ります。
櫻井 物を持たないタイプなんですが、以前は部屋がめっちゃ汚かったんですよ。部屋に溢れた物が、“物はいらんねや”って自分を変えてくれたのかなって今は思います。

『言葉』
木﨑 上沼恵美子さんの番組で前説を担当していた時に、準備不足で全然落ちてないトークに、上沼さんから「トーク下手やな」と言っていただいて。もっとちゃんと準備せなあかんねやって思わしてもらった言葉です。
櫻井 “自分の立場って何なんやろ”みたいなことを長らく思ってた時期に、担当から外れた初代マネージャーが「やすともさんが櫻井くんのツッコミが良くなったって言ってはりましたよ」ってわざわざ連絡をくださったことで、そこから自信を持ってできるようになりました。

祇園gion

木﨑太郎(きざきたろう)
1985年12月27日生まれ
大阪府枚方市出身 
NSC大阪校28期生

櫻井健一朗(さくらいけんいちろう)
1984年6月18日生まれ
京都府出身 
NSC大阪校28期生

<お待たせしました祇園でした。>
7/24(金) 大阪・よしもと漫才劇場

<ぎおんまつり~Thanks giving 18~>
8/22(土) 愛知・大須演芸場
9/26(土) 兵庫・新開地アートひろば 2F ホール
10/12(月) 徳島・シビックセンターさくらホール
11/21(土) 石川・GOLD CREEK
12/27(日) 大阪・YES THEATER

<GIONトーク>
単独ライブ終演後、兵庫・徳島・石川の各会場で開催