230円の牛丼でコンビ結成承諾? ビスケットブラザーズの出会いとは?

「キングオブコント2019」や「ytv漫才新人選考会ROUND2」の1位通過と勢いに乗るビスケットブラザーズ。2020年も目が離せないおふたりに高校時代のことから今後のことまでchスタッフがインタビュー!

高校時代から夢を持ち
表舞台に立っていたふたり

おふたりはどんな高校生でしたか?

きん 僕は地元が香川県で、高校は進学校に行ってました。同級生の中で僕ひとりだけ、この先お笑いやるって決めてたんで浮いちゃって、高1の頃あまり高校に行かない時期がありました。不登校みたいな。暗いですね (笑)。でもそこから学校に戻って、高校生活がすごく楽しくなりました。

学校が楽しくなったというのは?

きん 入学して最初からみんな勉強モードやったんで、“うわっ、ちゃうとこ来てしまったな” って。でも夏くらいから徐々に友だちと打ち解けて、ようやく学校にも馴染めてきたというか。

その頃からお笑いが好きだったのですか?

きん それこそ文化祭で友だちと漫才したりしてましたね。

原田さんの高校時代は?

原田 僕は役者になりたくて、大阪の東住吉高校っていう古典芸能を学べる公立の高校に入って。

きん 役者になりたかったん?

原田 そうやで。でも、役者を目指すために学校に入った子ばっかりやったんで、1年の時からもうみんなでき上がってるというか…。僕は中学時代は野球部やったんで。

きん あー、途中からみたいな。

原田 そう。それが否めんかったんで、役者を夢にするのは無理なんかなと思って。

きん そこで不登校になったわけ?

原田 いや、行ってたよ、普通に。もう、むちゃくちゃ行ってた(笑)

きん その高校は令和喜多みな実の野村さんとか、宇都宮まきさんとかも行ってた高校やったんで、そういう道もあるんかなと思ってね。なので、昔からお笑い目指してたわけでもないし、お笑いに詳しいわけでもなく、目立ちたかっただけというか。

コンビ結成のきっかけは
230円の牛丼!?

コンビ結成のきっかけを教えてください。

きん 僕たちNSCの同期で33期生なんですけど、入学試験の面接前、僕は緊張してNSCのビルの1階でそわそわしてて。

原田 当時1階はゲーセンやったんですけど。

きん 原田は屋外でタピオカジュースを体育座りで飲んでたんです。変な奴がおると思って。いざクラス分けされたら一緒やって。それからもずっと見てたんですがやっぱ変やなと気になって、「コンビ組みませんか?」って声掛けました。

原田 まあ一発目は断ったんですけどね。

なぜ断られたのですか?

原田 僕、地元が大阪の岸和田なんですけど、ヤンキーとか嫌いで。きんちゃん、田舎から出てきて、たぶんイキってたのもあると思うんですけど、金髪でピアスしてて…。

きん そう。僕、金髪やって。

原田 上から下まできんちゃんに面白い理由が見当たらなくて(笑)

それがどうしてOKしてもらえたのですか?

きん またしばらくして「一度コンビ組みませんか?」って誘ったのに「おつかれさまです!」って帰られたんです(笑)。さらにもう一回言ったら、「僕はピン芸人になりたい」って言われて。「わかりました。じゃあ、ちょっと飯だけ行きませんか?」って誘って、お金がないって言うから牛丼を奢ったんです。そしたら「まあ、コンビ組むってのもありやけどな」って。

原田 牛丼で判断したわけじゃないよ! 喋った感じが良かったから。

きん ほんま? 230円がうれしかったんちゃう?

原田 いやいや、ちゃうちゃう(笑)

「ytv漫才新人選考会ROUND2」の1位通過おめでとうございます! お名前が呼ばれた瞬間の心境はいかがでしたか?

きん 僕たち、漫才のネタは数がないんですが、やっぱり関西って漫才じゃないですか。だから漫才やってるぞっていう感じが欲しかったので、めっちゃうれしかったですね。

原田 うん、とにかくうれしかったです。

決勝への意気込みを聞かせてください。

きん いやもう優勝しかないでしょ。出場条件が10年目までとなってて、僕ら9年目なんです。チャンスは今回と来年しかないから。

きんさん

「コンビ組みませんか?」って誘ったら「ピン芸人になりたいんで」って言われて
上から下まできんちゃんに面白い理由が見当たらなかった

原田さん

徐々に僕たちを見てくれるようになっただけ
僕たちのやってることは変わってない

最近、賞レースやテレビなどでおふたりをよく拝見するのですが、今の勢いについてはどう思われますか?

原田 そうですね、破竹の勢いとしか…。

きん 言わないから、自分で “破竹” とかって。僕たちのやってることは変わってなくて、レベルアップしたわけじゃなくて、たぶん徐々にお客さんが僕たちを見ようと思い始めてくれたのかなって感じ。

原田 やっと…はい、デブふたりに目を向けてくれるように(笑)

ところで、ネタはどのように作られているんですか?

原田 僕が骨組みみたいなのを作っていて、ふたりでやってみる。それか、全部書いていく時もあります。

きん 設定がお父さんと子どもやったら、それで実際話してみるっていう感じ。ある時、原田からの電話に出たらお父さんのまんまで「(低い声で)もしもし」って(笑)

原田 あれ、しゃーないで(笑)。なりきってたから。逆にきんちゃんが設定作ってきて、ふたりで合わせてみたりすることもあるね。

漫才はどうですか?

原田 漫才は完全にふたりでですかね。

おふたりのライバルの芸人さんはどなたですか?

原田 マユリカとニッポンの社長かなぁ。

きん うん、NSCの頃からずっと一緒にやってきて、同じくらいのスピードで劇場メンバーになったりしたからね。プライベートでも仲がいいんです。でも、一緒の舞台で自分らよりウケてたら嫌かもしれない。

原田 確かに。

きん それでも、2組とも結果残してるのはうれしいね。

原田 めっちゃ面白いんで!

おふたりのやり取りを聞いていると仲の良さが伺えるのですが、お互いの好きなところは?

きん 好きなところですか? さっき実家でもらった柿をくれたんですよ。美味しかったです!

原田 いやそれ、実家の柿が好きなだけやん(笑)

きんこれがゴリラやと思ったらめっちゃ優しいゴリラ。衣装失くしたり、自分の寝汗で携帯水没させたり、やってることはめちゃくちゃなんですけど、柿くれる(笑)

原田さん、きんさんの好きなところは?

原田 ミスった時に笑ってくれるとこですかね。僕と逆でどっしりしてる感じがします。

きん 意外と。

今後の目標をお聞かせください。

きん 「キングオブコント2019」は決勝まで行かせてもらったんですが、テレビに出てもあんまり人気にならんかったので、誰もが知ってる人になりたいです。賞レースは優勝したいです。

原田 いや、そんな苦悩的なコメント、高校生の前でいらんて(笑)。「生きて~る♪」(「ザ・ノンフィクション」の『サンサーラ』を歌い出す)
きん そやな、ドキュメンタリーちゃうもんな(笑)

原田 僕は「キングオブコント」で優勝して有名になったら、コントを自由にやって、壺作ったり、ニューヨーク行ったり、新しいチャレンジもしてみたいですね。

きん それこそ、又吉さんみたいに。

第一の目標は賞レースの優勝ですか?

原田 はい!「キングオブコント」!

きん 優勝できたらうれしいね。

ビスケットブラザーズさん、今日はありがとうございました!

読者プレゼント

ビスケットブラザーズ

きん
’91年4月17日生まれ 香川県丸亀市出身
NSC大阪校33期生

原田(はらだ)
’92年1月10日生まれ 大阪府岸和田市出身
NSC大阪校 33期生

2010年コンビ結成

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