『ビブリア古書堂の事件手帖』黒木華・野村周平が「高校時代」に没頭したこと

ビブリア古書堂の事件手帖

人気ミステリー小説を三島有紀子監督が映画化した『ビブリア古書堂の事件手帖』。とある古書をめぐり、現代と過去のドラマが繋がる、感動のミステリー作品の現代パートを演じた黒木華さんと野村周平さんにインタビュー!
ビブリア古書堂の事件手帖

本好きな文化系・黒木さんと
ストリート系・野村さんの高校時代

作品すごくおもしろかったです。たくさん伏線が張りめぐらされていて、ドキドキしながら観ていたら、上映時間があっという間でした! 黒木さん演じられる栞子さんは、ずば抜けて本の知識がありましたが、おふたりが好きなことで“これは人に負けない”っていうものは何ですか?

黒木 私も本は好きです。今の私の性格は、今まで読んできた本や観てきた映画でできあがってきているなと感じているんですが、この人にはこの本が合いそうだな、という本をすすめることも好きです。

黒木さんが影響を受けられた本はどんなものなんですか?

黒木 私は偏ったものしか読まないんですけど、『コインロッカー・ベイビーズ』(村上龍)とか太宰作品は何度も読み返してしまいます。そこはかとなく暗い登場人物の作品が好きです(笑)

ちなみに、高校生の間に読んでおいた方がいいなというおすすめ本はありますか?

黒木 島崎藤村とか、昔の方の本は読んでおいて損はないと思います。いろんな本を読んでみて、好きな人の本を追っていくといいと思います。私は本の好みは高校生の頃からほとんど変わっていなくて、図書館が好きだったので図書館に行って読んだり、本屋さんでジャケ買いしたりしていました。

まさに映画の中の栞子さんですね! 野村さんは、いかがですか?

野村 僕は男の子の趣味は何でも詳しいですよ。車でしょ、バイクでしょ、スケボーでしょ、スノボでしょ、あと自転車とか。男の子が喜ぶようなもの、何でも好きですね(笑)

いかにも男の子、って感じですね!

野村 僕も小説とか読んでおけば良かったですね(笑)。でも僕も最近小説を読み始めたんですよ! 今は『深夜特急』とか読んでます。

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何かきっかけがあったんですか?

野村 僕の場合は、自分を変えてくれるものって“人”なんですけど、人との出会いの中で、本のことも音楽のことも何でも全部知っていて、そういう人をカッコいいなと思うようになって。

お友だちの影響なんですね!

野村 そういう影響は、芸能関係ではない友だちから受けることが多いんですが、みんなしっかり自分を持っていて、すごくカッコいいですし、僕に持っていないものを持っていると取り入れたいなと思います。僕、あまり“芸能人”というのに染まりたくなくて。一般の友だちから「なんで人の目なんか気にしてごはん食べてるの?」って言われたら、「そうだよね」って、一人の人間に戻れるんです。

高校時代にこれに没頭していたら時間を忘れていた、みたいなことってありましたか?

野村 それこそ趣味のスケボーや自転車をしていたら、時間が過ぎていました。でもあの頃って、友だちとただ公園にいるだけで、あっという間に夜になってましたよね。8時に家に帰っていたのが懐かしい(笑)

黒木 私は演劇部だったので、部活が忙しくて。部活をしていたら時間が過ぎていました。体育館の舞台で、緞帳を降ろして中で練習していたんですが、バスケ部とかが外から冷やかしてきた思い出があります(笑)

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映像の美しさと本への愛に溢れた
三島監督のこだわりが随所に

映画は、サスペンスの要素にワクワクするし、映像もとてもキレイでめちゃくちゃ楽しかったです。撮影はどんな感じだったんですか?

野村 ライティングにも、お店の中のシーンでは歩幅にも、三島監督のこだわりが至るところにありました。監督って、なんか親戚のお姉さんみたいな感じなんです。僕のこと(役名の)「大輔、大輔」って呼んで、「大輔さ、こういう感じでやってみてよ」「こっち見て、こっちこっち」「大輔、いいねぇ! かわいいねぇ!」とか言って(笑)

黒木 本当にかわいいんですよ。野村さんとじゃれ合ってました。

野村 最後は「お年玉とかあげたい」とか言うから、僕も「ちょうだい、ちょうだい」とか言って(笑)

逆に黒木さんは監督とはどんな感じだったんですか?

黒木 私たちは、もう大人の関係です(笑)。私と監督の共通項は、役の栞子さん(ビブリア古書堂の店主)との共通項でもあるんですが、「本が好き」ということだったんです。セットには本当の古書を集められていて、休憩時間に「こんな本見たことある?」と見せてくださったり、「こんな本読んだ? あんな本読んだ?」というお話をしたり。

野村 監督と華さんは、ずっと本の話でしたね。僕は大輔みたいな感じでよくわからないから、「…昼ごはん食べて来ていいですか?」みたいな(笑)

そうなんですね(笑)

野村 そういう話もしながら、僕の話にも付き合ってくれるから、華さんは女神ですよ、もう。

黒木 いやいや、そんなことないです。野村さんは人を褒めるのが上手なんですよね。テキトーなんです(笑)

野村 テキトーに言いながらも本音を言ってるんです!

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漱石と太宰の本をめぐって
過去と現代が繋がる人間ドラマ

黒木さん・野村さんの現代パートと、大輔のおばあちゃんの若かりし頃を演じられた夏帆さん・東出さんの過去パートのコントラストも良かったです。

黒木 そうですね、過去パートのおふたりとも絵になるなぁと思いました。撮影した時は、過去パートを見ていなかったので、完成した作品を観て、こうやって本を通して過去と現代が繋がっているんだということに感動しましたし、三島監督の本に対する愛情を感じました。

野村 僕も完成した作品を観ると過去パートが重くしっかりした感じで撮られていたのでびっくりしました。現代が結構ポップに撮っていたので、ギャップが感じられましたね。

撮影で大変だったところはありましたか?

野村 店を燃やした犯人を追いかけるシーンがあるんですが、“対向車のライトがここでこう交差して欲しい”という三島監督のこだわりで、200メートルくらいの距離を10本くらい走ったんです。それは疲れました…。

黒木さんはいかがですか?

黒木 私は体力的に大変だった部分はほとんどなかったのですが、謎解きの長い説明のセリフをワンカットで撮るところが大変でした。あと、本の読み聞かせのシーンでは、どうやったら栞子さんぽく聞こえるかという部分が難しかったです。

おふたりとも本当に役にぴったりでした!

黒木 私は静かで本が好きという、どちらかと言うと私にとって無理のないキャラクターだったので、自然に演じることができたかなと思います。

野村 僕の場合は、監督を信頼しておっしゃることを忠実に守っていったら自然と役が引き立てられた、という感じです。ただ、監督から原作は「読まなくても大丈夫」と言われたので台本だけ読んで自分のありのままの「五浦大輔」を演じたんですが、いざ撮影が終わって原作を見たら、大輔がめちゃくちゃマッチョで! もう少し俺もカラダ鍛えれば良かった! って(笑)

関東版北海道版・東海版・関西版・中国版・九州版

黒木さん/ヘアメイク:新井克英、スタイリスト:島津由行
野村さん/ヘアメイク:NORI、スタイリスト:猪塚慶太
カメラマン:Yoshinori Saito

※上記は関東版ですが、北海道版東海版関西版中国版九州版でも同時募集中です。
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ビブリア古書堂の事件手帖
  • 原作:三上延『ビブリア古書堂の事件手帖』(メディアワークス文庫/KADOKAWA刊)
  • 監督:三島有紀子
  • 出演:黒木 華、野村周平、成田 凌、夏帆、東出昌大、他
  • 配給:20世紀フォックス映画×KADOKAWA

©2018「ビブリア古書堂の事件手帖」製作委員会

11.1(木)全国公開

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