現在、史上最大規模、10万人を動員する全33公演のホールツアー「BULLET TRAIN SPRING /SUMMER TOUR 2019 EUPHORIA～Breakthrough,The Six Brave Stars～」の真っ最中の超特急。ちょうど3分の2が終わったところで、メンバーに近況と8月8日（木）にリリースされるBlu-ray 3タイトルについてをお聞きしました！
※この取材は2019年7月8日に行われました。
各地での美味しい思い出は？
過去最大規模のツアーが22公演、宮城まで終わりましたが、今どんなことを感じておられますか？
タカシ 期間の長いツアーだと、毎回「これ、終わるのかな」と思うんですが、一度始まってしまうと、あっという間なんです。特に今回は初開通（初めてのライブ開催地）の場所も多いし、これまで観に来られなかった8号車（ファン）の元に自分たちが行けることも嬉しくて、学生の方にも観てもらいやすいツアーになっているんじゃないかなと思います。
ここまでの初開通は、鳥取、島根。長崎も単独公演としては初ですよね。
ユーキ 初開通の会場は会場の反応も新鮮だったりしますし、例えば鳥取では鳥取砂丘に行かせていただいたり、各地の名物を味わいながら、気持ちの面でもより近い距離感でライブをさせていただいています。
ツアー中の各地の名物で、思い出に残っている味はありますか？
タカシ どこもすごく美味しいから悩みますね！
ユーキ 実は北海道で事件があって…。北海道って、海鮮が美味しいですよね。僕、ウニやイクラが大好きなんですけど、イクラがスプーンに盛られて来て、それを一口で食べるようなメニューがあって…。
タカシ 贅沢なやつですよ。
タクヤ< 小さなお寿司みたいなね。
ユーキ そう。それを注文して僕のところに届いたら、ユースケに「ちょっと待って」とか言われて、「何、何？」とか言ってる間にユースケに食べられたんです。それで「ふざけんなよ！」って、次はふたつ頼んだんです。取られてもいいように！ そしたら次はタクヤに「ちょっと待って」って言われて食べられて、またユースケにも食べられて。次また頼んだらタカシに食べられて…ってエンドループしていきました（笑）。最終的にはひとつ食べられたんですが、もう何回頼んだのかわからない！ でもめちゃくちゃ美味しかった思い出です。
タカシ 僕は長崎の中華のお店で食べた「黒チャーハン」が今まで食べたどこのチャーハンよりも美味しかった！ 噂には聞いていたんですが、予想をはるかに上回ってきました！
「BULLET TRAIN Arena Tour 2018 Sweetest Battlefield」2018年6月10日 神戸・ワールド記念ホール
どうやって覚えているの？
ここから先、後半戦は、初開通の地域がかなり続きますよね！
カイ 「全国開通」したいということは本当にデビュー当時とかCDを出して間もない頃から言ってきたことなので、それが7年経ってやっと叶えられるということが嬉しいですし、一度きりでなく、また戻って来れるようにこれからもいろんな場所でライブをしていきたいなと思っています。
今回のツアーのステージ演出で、特に力を入れられていることを教えていただけますか？
ユーキ 今回はレーザーを使ったパフォーマンスに初挑戦していて、それはかなり力が入っています。でも超特急のツアーって、毎回そうなんですが、ツアー中にセットリストが変わるんです。期間中に季節も変わるから、季節ならではの曲を入れたり、これほど変わるグループって、うちらくらいじゃないかなと思うほど（笑）
いつも気になっているんですが、セットリストって、どうやって覚えておられるんですか？
全員 どうやって、“覚えてる”！？
覚えているわけじゃないんですか！？
ユーキ 体に染み込ませる感じだよね。
カイ あ、でも宮城の初日の時は、MC中にリョウガが「次の曲何だっけ！？」って聞いて来てた（笑）。リョウガはたまにありますね。ユーキやタクヤあたりがしゃべっている時とか、声がみんなに聞こえないようにイヤホンも外して。
ユーキ そうなんだ！（笑）
リョウガ 急に飛ぶんですよね。
タカシ 僕も曲の最後のポーズをした瞬間に思い出すこととかあります。だからやっぱり体の形とか流れで覚えているのかもしれないです。
タクヤ 僕もセットリストを“見て”覚えているというより、勝手に体が覚えています。その方が頭で覚えるより早い気がします。
すごい！
タクヤ …どうしても思い出せない時は、少しだけ遅れて、周りを見ながらやります。
カイ 何、そのカミングアウト！
「BULLET TRAIN Arena Tour 2018 GOLDEN EPOCH」2018年12月27日 大阪城ホール
超特急はまだまだ変化を遂げていく！
最近ではファンも情報に追いつかないほどいろんな展開や個人の活動もされていますが、超特急は8号車を大切にする姿勢にブレがないのがすごいなと思います。
ユーキ 超特急を観に来てくれた方に何かを持って帰って欲しい、超特急で最高のライブを見せたいという気持ちはずっと変わらずあって、それを形にしていきたいという思いがずっとあります。いろんな経験値が上がって引き出しが増えても、その思いは変わらないです。
タクヤ 僕は、例えば映画に出ている時には、超特急のタクヤだから、という気持ちはないんです。その時は草川拓弥としてやっていて。でもそれは良い意味で、特に意識せずそれぞれの感覚でやっているので、それぞれの自分を見てもらえればいいなと思っています。
リョウガさんはメンバーの活動をどんな風にご覧になっていますか？
リョウガ 結成時から個性もキャラクターも違うメンバーでしたが、今、それぞれがフィールドを確立しながら、自分のやりたいことを実現していっているのはすごく感じています。
リョウガさんご自身もメンバーの活動を見て、「おぉ」と思われることはありますか？
リョウガ ありますよ！ ユースケなんて、パンが好きだからってまさかパン屋をめぐる写真集を出すなんて、8号車の皆さんも想像しなかったでしょうし…。
はい、驚きました！ メンバーでさえ、想像を超えていたんですね（笑）
リョウガ だってパンが好き、ですよ！？ 勝手に食ってろ！ って話じゃないですか！（笑） それがあんなオシャレなParisで写真集を撮っちゃうって！ メンバーですら想像できないものを形にしましたからね、あいつは。他のメンバーもまだ予想外の形があるかもしれないですよね。
個々の活動を深めるほどに、超特急としての結束も強まっている感じですか？
タカシ それは感じます。ありがたいことに、いろんなメディアに出させていただく機会が増えてきたんですが、他の現場の空気を吸って帰って来た時のメンバーの顔や雰囲気って違うような気がするんです。デビュー当時にはそんなことはなかったですし、僕自身、まだ始まったところだな、まだまだ変われる、まだ行ける！ と感じています。レベル10まであるとすれば、まだ僕なんて「1」ですよ。やりたくてもまだ形にできていないこともありますし、タイミングを待っている部分もあります。もちろんこれから先、上手くいかないこともあると思いますが、それも含めて、これからの未来がすごく楽しみですね！
Live Blu-ray
『Youth Ticket Series Vol.4 BULLET TRAIN Arena Tour 2018 Sweetest Battlefield at WORLD HALL』￥3,500（tax in）
ユーキ これは僕らのデビュー記念日、6月10日に行われた昨年の神戸・ワールド記念ホールのライブで、かなりブチ上がってるセットリストですね。「僕ら6人になっても、ここでマジでやってやるぞ！」という僕らの決意のこもった、気持ちに満ち溢れているステージ。最後は、タカシがターザンみたいになっていました（笑）
『Youth Ticket Series Vol.4 BULLET TRAIN Arena Tour 2018 Sweetest Battlefield at WORLD HALL』
『Youth Ticket Series Vol.4 BULLET TRAIN Arena Tour 2018 Sweetest Battlefield at WORLD HALL』
Live Blu-ray
『Youth Ticket Series Vol.5 BULLET TRAIN Arena Tour 2018 GOLDEN EPOCH at OSAKA-JO HALL』
￥3,500（tax in）
カイ GOLD EPOCHのステージは、演出も「これから黄金時代を突っ走っていくぞ！」という気持ちのこもったものになっています。埼玉公演はすでにBlu-rayになっていたんですが、大阪公演はWOWOWで生放送されたきりで。『Full moon』はここで初披露したし、内容も違うので、今回映像を残すことができたのは嬉しいですね。
『Youth Ticket Series Vol.5 BULLET TRAIN Arena Tour 2018 GOLDEN EPOCH at OSAKA-JO HALL』
『Youth Ticket Series Vol.5 BULLET TRAIN Arena Tour 2018 GOLDEN EPOCH at OSAKA-JO HALL』
Variety Blu-ray
『ギラギラ超特急』￥8,640（tax in）
Yahoo! JAPANで配信されたWeb番組（全12回）収録
皆さんの思い入れのある「神回」を教えてください！
タカシ
山奥に住んでいる仙人のもとで武者修行をするというニセ企画だったんですが、その仙人が「めちゃくちゃ気難しい人」と聞かされていたのに、みんなに僕だけロケバスに置いていかれてブチ切れました。僕が怒られるやん！ あいつらの責任やのに！ って。
タクヤ 走ってた時も仙人のところに行くってことは信じてたの！？
タカシ 信じてたよ！ 普通に視聴者としてドッキリの番組を見ている時は、これ、裏では本当は台本を聞いてるんやろ、とか思ってましたけど、本当に聞かされないんです！ 「#1」から、怖すぎて、マジで手足冷えてましたから！
ユーキ
岩手の「ちゃぶ台返し世界大会」と福井のメガネ「めが盛り」は、記録出せるかなと思ったんですが、出せなくて悔しかったですね。でも楽しかったです。ちゃぶ台返しは、ご当地の女性の方が毎回迫真の演技してくださるんで、すごいスイッチが入るんですよ。
カイ 「ユーキさん、やめてぇ～！」って（笑）。1台しか用意のないちゃぶ台、ユースケがぶっ壊しちゃったけどね（笑）
タクヤ
やっぱり、「ギラギラ戦隊超トッキュウジャー」じゃないですか。（監督役の）ユースケもやけに力入ってましたしね。朝早くから１日撮影して、いろんなことさせられて、疲れました（笑）。超トッキュウジャーで一番強いのは誰か、ですか？ それ、絶対ユースケでしょう！
ユーキ 権力がすごいから！
タカシ 元気玉出せるしね（笑）
リョウガ
キャラクターを作って犯人に自供させる刑事を演じる回なのですが、個人的にはユースケのアントニオ猪木さんキャラの刑事を演じているところが好きでした。犯人役の方が台本と違うアドリブをされた時のユースケのテンパってる感じとか、犯人役の方が弁当食い始めるところとか。僕とタクヤは撮影に参加できなかったので、いち視聴者として楽しめました。『ギラギラ超特急』って、第三者の演技をしてくださる方が入ることが多くて、それが僕らもおもしろかったです。
カイ
これはタクヤは参加できなかったんですが、リョウガのダンスもおもしろかったですし、チームごとの個性が出ておもしろかったですね。この収録の縁があってか、今回のツアーのレーザーコーナーは、Bambiさんに振付けをしていただいているんです。超特急が乃木坂46さんの『インフルエンサー』を踊ることなんてめったにないことですし、ダンスの覚え方にもメンバーごとに個性が出ていて、僕たちが振り入れしていただいているところを見ることもないと思うので、新鮮で楽しんでいただけると思います。
