デザイン学科
「exhiVISION 2025」
9/11(木)〜13日@ナディアパーク&Crema Gallery
デザイン学科の3年生が作品を出展する展覧会。「exhiVISION」という名前には“VISION”の言葉が含まれていて、自分たちが思い描く将来像の意味が込められています。
詳しくはこちら
「exhiVISION 2025」はどのような展覧会ですか?
水越 「私たちが思い描く未来を、社会へ提案する」というコンセプトのもと、デザイン学科の全ての領域の3年生のほとんどが作品を出展する、学生主体の展覧会です。今年は、作品制作のモチベーションが上がるよう、お客さんにおもしろいと思った作品のブースにシールを貼って投票するシステムを企画しました。作品を世の中に出すときはどんな反応が返ってくるかドキドキしますが、実際いただいたアドバイスを見ているともっとがんばろうという気持ちになりますね。
水越さんはどんな作品を出品しましたか?
水越 12時間を色のグラデーションで時間を計る時計を作りました。区切られた数字ではなく、連続するグラデーションであれば時間に追われず、ゆったりと自分の時間を過ごせるのでは?という提案です。ライトで色を表現していたのですが、会場が想定より明るくて、判別しにくくなってしまったので、そこが今後の課題です。
運営代表には立候補されたのですか?
水越 もともとアシスタントとして運営に参加しようと思っていましたが、代表をやってみないかとお誘いがあったので、やってみることにしました。
運営代表をやってみていかがでしたか?
水越 準備期間は不安もありましたが、展覧会がスタートすると達成感が大きかったです。今年は例年に比べて運営代表の人数が少なかったので、アシスタントの人たちに頼ることの大切さをより実感しました。また、トークショーにも出演したことで、自分の考えを発信して反応が返ってくる楽しさを知り、就活などにも生きる経験になったと思います。
デザイン学科では他にどんな楽しいことがありますか?
水越 授業でグループ活動をしたり、自主的に集まった仲間と一緒に作った作品を学内のギャラリーで展示したり。デザイン学科はみんな仲が良くてアットホームな雰囲気です。わからないことは先生が教えてくださるし、ものづくりのための設備も整っているので、毎日の学びもとても充実しています。
この大学を選んだ決め手は何でしたか?
水越 自分の作ったものや考えたものが商品として売られるようになったらいいなと思っていたので、商品のデザインを学べるプロダクトデザインコースがあることが決め手でした。授業ではアイデアの出し方からスケッチの仕方、パソコンで立体データを作る方法などを学んでいます。試作品の制作まで行っているので、社会に出てから役に立つ、実践的な力を身につけることができます。木工室や金工室、陶芸室、3Dプリンターなど設備も整っていて、作り方がわかならいときは先生方に教えてもらうことができます。そういったものづくりのための環境があるのもこの大学のいいところだと思います。
進路に悩む高校生にメッセージをお願いします。
水越 私はもともと工学部への進学も考えていました。でも学芸大学に入学してみると自分が一番学びたかったことを学べています。実際に体験してみないと分からない楽しさがあるので、自分の置かれた環境でできる限りのことをするのが大切だと思います!
CHECK! デザイン学科での学び
デザインに求められている力というのは「つくる」だけの技術ではではありません。何かを伝えたり、課題を解決したりする力です。そこで名古屋学芸大学デザイン学科では制作や表現の技術を磨くことはもちろん、その根底となる調査・課題発見・企画などの「考える」プロセスを重視。社会から求められるデザインのプロを目指します。
1~2年次にデザインの基礎を幅広く学んだあと、平面デザインを学ぶ「ビジュアルコミュニケーションデザイン領域」、空間デザインを学ぶ「スペースデザイン領域」、物のデザインを学ぶ「プロダクトデザイン領域」、そして社会の課題を『もの』や『こと』のデザインで解決する「デザインプロデュース領域」から、興味のあるデザインを追求していき、社会が求めるあらゆるデザインのプロをめざします。
▶︎▶︎【NEXT】ファッション造形学科「NUAS COLLECTION 2025」









