異色芸人コンビ・たくろう「高校時代に芽生えた反骨心で一発逆転を狙う」

今年7月の『ytv 漫才新人賞決定戦Round1』で1位、『今宮戎マンザイ新人コンクール』で大賞受賞と、波に乗る結成3年目の異色コンビに突撃インタビュー!

「たくろう」の赤木裕さん、きむらバンドさんにchスタッフがインタビューしました。

高校時代に反骨心が芽生え
お笑いで一発逆転を狙う!?!

まずは、『ytv漫才新人賞決定戦Round1』で見事1位、『今宮戎マンザイ新人コンクール』では大賞受賞おめでとうございます!

きむら ありがとうございます! 今まで1番を獲ることがなかったんで、自分でも1番になれるんやなって、めちゃめちゃ嬉しかったですね。

赤木 人生が変わってしまうかもしれないと思いました。『今宮戎マンザイ新人コンクール』は今まで数々の有名な先輩方が受賞されているので、“たくろうキテるな”って思いました。

おふたりはどんな高校生でしたか?

きむら 僕はちょっとトガってたなあ(笑)

赤木 めちゃくちゃ怖い番長にかわいがってもらっていたそうで…。

きむら それは中学校の時。スネ夫とジャイアンみたいな感じで、番長みたいな人とすごく仲良くなって。高校はそういうヤンキーっぽい人がいない進学校で、バンドをやっていまして。芸名もそこからきています。部活には入ってなかったんで、学校が終わったら家に帰って楽器と戯れてました。「俺はみんなとは違うんだ。俺はスゴい! 」って、何もスゴくないのに、勝手に青春こじらせちゃったパターンの高校生でしたね(笑)。でも、3年生になって友だちをもっと作りたいと思ってから落ち着いたので、3年生だけ普通に楽しかったです(笑)

赤木 僕はずっと野球をしていました。でも、ヘタ過ぎるってことで、3年の時にマネージャーをさせられて、ドリンクを作ったりしてました。でも、それで反骨精神が芽生えたというか、「今に見てろよ!」と一発逆転を狙うきっかけになりました。

芸人になろうと思ったきっかけは?

きむら ちっちゃい時から芸人はやりたくて、よしもとかジャニーズか二択だったんです。俺、小さい時はスゴくかわいかったんですよ! 嘘じゃなくて! でも、小2の時に前歯が出てきちゃって(笑)。もう、よしもとしかないなと…。

赤木さんは野球からなぜお笑いの方向に変えたのですか?

赤木 プロ野球選手になりたかったんですけど、マネージャーになるような奴はセンスがないんだろうと諦めました。それまで結構イジられたりしていたんで、人生一発逆転狙うなら、お笑い業界やったら可能性あるんちゃうかなと。大学3回生の時に、地元の子と漫才コンビを組んで、ライブハウスでライブの合間に出させてもらってました。

お互い顔も知らずに待ち合わせ
第一印象で決めて、コンビ結成!

おふたりは先輩後輩コンビですが、結成のきっかけは?

きむら 僕が1年先輩なんですけど、同期がみんな口揃えて「赤木ってヤツがおもしろい!」って言ってたんです。それで、赤木が卒業してピンになった時に連絡して、どんな奴か顔も知らずに待ち合わせしたら、後輩のくせに「5分ぐらい遅れます」って。こいつ初日からかましよるなあって思って待ってたら、汗だくのおかっぱのやつが来て。“めちゃくちゃおもろいやん!”って、第一印象でこいつとコンビ組もうって決めました。

赤木 NSCの時はずっとコンビを組んでたんですけど、卒業する時に相方が辞めたんです。ちょうど困っていた時に、わけわからんパーマの奴が声かけてきて、“これでやっと漫才できる!”と救われました。

きむら お互いタイミングが良かったね。

コンビ名の由来は?

きむら 単純にふたりの一番好きな人からお名前をいただききました。僕は木村拓哉さんがすごく好きなので、拓哉さんの“たく”と、赤木が一番好きなイチロー選手の“ろう”を合わせて、“たくろう”です。

ネタ作りはどなたが?

きむら 基本的に赤木が考えているんですけど、作る時はふたりです。

赤木さんがきむらさんに返すボケの言葉がとてもユニークですが、あれは自然に出てくるのですか? それとも考えて出てくるものなのですか?

赤木 自然に出てきます。普段の生活で誰かと会話していてもまったく別のこと考えたりしてる時があって、それをそのままネタに使ったりしています。

ところで、憧れの芸人さんはいらっしゃいますか?

きむら 一番は明石家さんまさん。毎週ラジオも聴かせていただいてます。

赤木 僕は千鳥さん。あと、すべてをなぎ倒していくようなビスケットブラザーズさんのパワフルさにも憧れています。

赤木さん

しんどくなったら15分ほど寝ることにしています
赤木はすぐ夏バテするし、”体調不良”と言うのはあながち嘘じゃない(笑)

きむらさん

『M-1 グランプリ』で決勝進出、
『ytv 漫才新人賞決定戦』では優勝を目指す?!

そんなたくろうさんの漫才にキャッチコピーをつけるとしたら?

きむら “フレッシュなすれ違い漫才”ですね。

赤木 “ハイスピード小声漫才”かな。

えっ、ハイスピード?

きむら ハハハ、そうですよね(笑)。ハイスピードな感じはないですもんね。

赤木 ちょっとおもしろいかなあと思って、嘘ついてみました(一同笑)

では最後に、今後に向けての意気込みをお聞かせください。

赤木 『ytv漫才新人賞決定戦』の決勝戦まで時間があるから、もっといいネタ作っていきます! 優勝したら1時間の特番ができるらしいんで、そうなれば吉田拓郎さんにオファーして…。

きむら そんな大きな野望のためにも、絶対1位を獲りたいです!

赤木 『M-1 グランプリ』もなんとか決勝まで行って、イッキに山を登り切ってしまおう! って感じです。

たくろうさん、今日はありがとうございました!

関西版関東版
KIRA(高3)
(2018年8月20日発行号掲載)
たくろう

赤木裕(あかぎゆう)
’91年10月24日生まれ 滋賀県大津市出身

きむらバンド(きむらばんど)
’90年1月28日生まれ 愛媛県松山市出身

’16年コンビ結成。

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MEMO
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