「パオチャン」休止後、次の挑戦に向けて動き出した「株式会社ハクシ ぶんけい社長」を直撃!

ぶんけい

北海道版・関東版・東海版・関西版・中国版・九州版
あい(高3)・ちほ(高3)

株式会社ハクシ ぶんけい 社長

(※2019年6月21日より株式会社トウメイモードから改名)

人気の「パオパオチャンネル」を5月末をもって休止し、
今後は自身の会社経営に力を入れると発表した
YouTuber・ぶんけいさんに、活動休止後の今の思いを聞いてきました!
ここでは、記事には載せられなかった全文インタビューを公開します!

(本取材は、活動休止から6日後、6月6日に行われました)


お忙しい中、取材をお受けいただいて本当にありがとうございます。
「パオパオチャンネル」活動休止の動画を見て、今後は会社の経営に力を入れたいとおっしゃっていたぶんけいさんが、今どんな未来を見ておられるのかをお聞きしたくて、すぐに取材の依頼をさせていただきました。

ぶんけい 発表したすぐのタイミングでご連絡いただきましたよね(笑)
数日考えさせていただいたんですが、高校生に読んでもらえるのであればぜひ知っていただきたいなと思って、お受けしました。

ありがとうございます。嬉しいです。全国の高校生読者が今とても気になっていることだと思いますので、ファンの皆さんに届けばいいなと思います。

まずは、どんな会社か
教えてください!

映像を作る会社
これからは軸を増やしたい

今は主に映像を作る仕事をしています。ただ、これからは映像に限らず、たくさんの軸を持った、“モノを作る”仕事全般を請け負う会社として成長していきたいと思っています。個々が強い会社になることが理想。6月21日からは会社名をこれまでの「トウメイモード」から「ハクシ」に変えて、新たな会社を始めるような気持ちでいます。

新しい会社名「ハクシ」
に込めた思いは?

常に真っ白に生まれ変わる
“リセットボタン”を持っていたい

僕らは“常にまっさらな気持ちでいること”を会社の理念にしていて、自分たちの中に“リセットするボタン”を持って、今までやってきたことを良い意味で切り捨てる覚悟というか、新しいアイデアを出せる自分たちで居続けたいと思っています。「トウメイモード」には、色を持たず、何色にでもなれる「透明」と時代や文化によって変わるどんな「流行」にもリーチできる気持ちを持ちたいという思いを込めています。でも、ちょっと長い説明が必要でしょ(笑)。だからわかりやすい言葉に変えました。「白紙」って、「白紙に戻す」とか「テストを白紙で出す」とか、あまり良い意味で使われないことが多いですが、そんな概念さえ、僕たちが変えていければいいなと思っています。

「パオチャン」を
休止をされたきっかけは?

たくさんの軸を持つための
次の挑戦がしたかった

基本的には動画でもお伝えした通りなんですが、きっかけとしては、“挑戦したい”と思ったことです。僕は何かひとつ達成すると、次の軸を強くしたくなる性格で。例えばテスト勉強をする時にもまず国語だけ1年間勉強して、次に数学を強くする、みたいなタイプ(笑)。だからYouTubeで80点~90点くらいまで取れたから、次はまだ伸びしろのあるところを強くしたい、と思いました。これからはマルチな活動をする人が増えていく時代だと思うんです。僕たちYouTuberもそうですが、芸人さんがお店をされたり、俳優さんが歌われることで、歌手の方にはできない感情表現ができたり。違う世界の人だからこそ、その世界になかったものが作れるという掛け算ができるようになりたくて。

YouTuberをやったからこそ
見えてきたことは?

映像を世の中にどう売り込むか、は
YouTubeならではの視点

一番大きいのは、“世の中の人が求めているもの”を考えるようになったこと。映像の仕事だと、まず自分が表現したいものが念頭にあるんですが、YouTubeは、“どういう内容が見てもらえるか”という世界なので、映像をどう売り込むか、どう見せるかを勉強したように思います。

高校時代は
どんなタイプでしたか?

おしゃべり好きは変わらず。
興味の軸ごとに友だちがいた

今と変わってないです(笑)。クラスの中だとみんなと仲良いタイプでした。しゃべるのが好きなので、自分からみんなに話しかけていて。しょうもないことを同じ子に何度も話したら「もうわかったって」って飽きられるじゃないですか。だからいろんな子に同じ話をしに行ったり(笑)。そうすると話すのも上手になるでしょ。アニメも好きだったし、スポーツを見るのも勉強するのも好きだったので、いろんな軸ごとに友だちがいた感じですね。

ぶんけいさんって、一見普通っぽいのに、なんか…ヘンですよね!(笑) もちろん良い意味で!

ぶんけい (爆笑)よく人から「フタを開けてみると怖い!」って言われます(笑)。軸が多いので平均的に見えるんだと思うんですけど。

クラスにいたら、一体あの人は何をしているんだ、みたいな(笑)

ぶんけい たしかに。クラスでは全部の顔は見せてなかったですね。その軸に詳しい友だちと話す時だけ、その顔になっていたかも。

ぶんけい

進路のことで
悩んだ時のことを教えてください!

大学3年で会社設立を決意
きっかけは友だちの意外なひと言

大学をどこにするかと、社会人になる時には悩みました。高2の7月頃から「踊ってみた」を上げて、放送部でカメラを触ったりドラマの脚本を書いたりしていたので、高2の終わり頃には映像の仕事をしたいなとは思っていて。大学は美大を志望していたんですが、高3の夏に放送部の大会(NHK杯全国高校放送コンテスト)の創作テレビドラマ部門で優勝したんです。するとそれが武器に使える特別推薦という入試方法があるんですよね。それで立命館大学の映像学部に入りました。あと、実は僕、大学は卒業していないんです。大学3年で就職活動を始めた時に、働きたい会社がなくて。自分が思うものを作りたいけど、会社に入ってしまうと下積みに10年近くかかる世界だから、悩んで友だちに相談したら、「それなら会社自分で作ったらええんちゃうん?」と突拍子もないことを言われて。「いやいや、経営の勉強なんてしてへんし、どこに行こうかっていう相談やねんけど」って(笑)。でも家に帰ってひとりになって考えたら、それが正解なような気がしてきて。ちょっと調べたら、会社は続けるのは難しいけど作ること自体はそれほど難しくないことがわかり、その友だちに「お前が言ったんやから、お前も来い」と言って、一緒に立ち上げました(笑)。それが3年の時。4年になって、自分で会社をするのなら学歴は要らないなと思い、大学を辞めました。

大学を辞める決断に
不安はなかったんですか!?

戻れる道を潰した。
自分が甘えてしまわないように

後で自分が戻れないようにしたかったんです。学歴があると自分の会社をやめて就職することも考えるけど、学歴がなければ、自分で頑張るしかないじゃないですか。何か新しいチャレンジをする時には今までのものを一度失くすというのが僕のやり方。自分を追い込んで甘えないようにするという作業が、僕にとっては「退学」でした。それはYouTubeの休止も同じで、1ヶ月に1回、半年に1回投稿にしますという選択もあったと思うんですが、「休止にします」と言えば、簡単には戻って来れないんですよね。戻る時にはそれなりの誠意や努力が必要で。まだ休止して6日目ですが、正直めっちゃ不安です。でも同時に、これからのことにワクワクしています。こうやって宣言することは、「言ったからにはやらないと」という、良い意味でプレッシャーにもなっていて。みんなもこれから夢に向かって頑張っていくという意味では、僕も同じ。やるかやらないかだと思うから、頑張って挑戦していきたいと思っています。

3年後の自分は
どうなっていると思いますか?

もしかしたら次の軸に行っているかもしれないですね。もちろん社長をしていることは変わらないですが、今は映像をしているけど、もしかしたら社長をしながら飲食業をしているかもしれないし。

進化し続ける感じなんですね。

ぶんけい いや、むしろ逆かも。生まれ変わる、という感じかもしれないです。

そっか! それも「白紙」の考え方なんですね!

ぶんけい そう。白紙を真っ黒にしたら、次のページをめくるイメージですね。

最後に、高校生読者へ
メッセージをお願いします!

今高校生に戻れるなら、「やっていないことはないです!」と言えるくらい、片っぱしからいろんな経験をしていくと思います。高校生の時って毎日挑戦できるはずの時間だったのに、やり切れていなくて後悔していることも多いんです。たとえ親に反対されたようなことでも、もちろん危険なこととか違法なことはダメだけど、例えば「全力で廊下を走ってみる!」とかでもいいし(笑)。先生ごとにどんな叱り方をするかを検証して、自分にはこの先生の言い方が響いたな、とか見えるかもしれないし。マイナスなことも何でもプラスに変えられると思うから! 今、僕も新しいスタート地点に立っています。だから同じように夢に向かっているみんなと、数年後、勝負したいですね。自分はこんなことをしてきたよとお互い胸を張って語れるように、僕も負けないように頑張りたいなと思います。

    ぶんけい社長が心掛けている3つのこと

  1. リセットすること

    常に新しい気持ちでモノ作りができるように、前に作ったものに甘えるのではなく、切り離して次の挑戦をするようにしています。まっさらな気持ちで挑むというのは、すべてに共通している僕の考え方だと思います。

  2. 概念を疑うこと

    世の中の常識や、これは良い、良くないと思われている概念を疑い、良くないならどうすれば武器に変わるだろう? と考えるようにしています。新しいものはそこから生まれると思うから。だからYouTubeで再生数が伸びても、「本当にこれで良いか」は常に考え続けていました。

  3. 挑戦すること

    まずリセットしてまっさらな気持ちになり、いろんな常識やルールも取っ払った上で、挑戦をする。たとえ失敗したとしてもそれには必ず理由があるわけだから、分析して直しながらいろんな経験をしていくことが大事だと思っています。

仕事に欠かせないアイテムは?

スマホ

ぶんけい社長

YouTubeの仕事も映像の仕事も常に情報収集をすることが命なので、トレンドやバズっていることはもちろん、時事ネタなどもストーリーに取り入れられるよう、移動中も常にスマホを見ています。僕の場合は、休み時間にスマホを触るというより、これが「授業中」な感覚。だから家に帰ったらしないですし、休み時間は休みます。
ぶんけいBunkei
‘94年兵庫県出身。24歳。高校時代より「ぶんけい」としてニコニコ動画に投稿を始める。’13年立命館大学映像学部に入学。’16年、株式会社トウメイモードを設立。’17年より@小豆と共にYouTuberとして「パオパオチャンネル」を始動。約2年の活動を経て、’19年5月末での活動休止を発表。6月21日より社名を「ハクシ」に改名し、新たなスタートを切る。

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