2023年8月にデジタルシングル『CRUISIN’』で世界同時配信デビューし、今年の4月に全国18都市31公演のライブツアーを大盛況のうちに終了したばかりの7人組男性グループIMP.。彼らの待望の初主演舞台『IMPACT』がついに名古屋・御園座で開幕!
構成・演出を手がけるのは、IMP.の所属事務所TOBEの社長・滝沢秀明。ショーと芝居の二部構成で、ショーパートはダンス、歌、アクションなど様々な要素で華やかに構成され、芝居パートは過去に滝沢社長自身が演じた「MASAKADOの乱」が上演されます。
チケットが即完売した本公演は、5月24日(土)と25日(日)は全国の映画館200館以上と御園座を繋いでライブビューイングも実施が決定。IMP.が繰り広げる圧倒的なエンターテイメントの初日上演に先駆けて行われたゲネプロのレポートと囲み取材の様子をお届けします!
ゲネプロ
幕が上がるとまずはショーパートがスタート!IMP.の7人と今年7月にデビューが決まったCLASS SEVENが舞台上で華やかに歌い、舞い踊ります。これから壮大な舞台がスタートすることを予感させるような70万枚もの真っ赤な花吹雪、しっとりとした影絵の演出や仮面を駆使したスタイリッシュなダンスなど、曲ごとに世界観も変わればビジュアルも変わり、メンバー7人のさまざまな顔を堪能することができるのが、『IMPACT』最大の魅力のひとつ。ショーパートの後半に差し掛かった頃、身体にズシンと響く太鼓の音。ステージのみならずバルコニーも使い、鍛えあげられた肉体を使って披露する<腹筋太鼓>はまさにタイトル通り、衝撃の光景です!
続く芝居パートでは、かつて滝沢秀明も演じた平将門役を佐藤新が担い、大迫力の殺陣とともに、今から1000年以上も前に起こった平将門の乱が描かれます。平将門はどんな思いで新皇を名乗り、朝敵となったのか。切なく儚いけれど同時に未来への希望も感じさせる演目です。二幕では10tもの水を使い、客席にも飛沫が飛ぶほどの大迫力の大立ち回りもあるのでぜひ注目を!
囲み取材
いよいよこれから初日を迎えますが、今のお気持ちはいかがですか?
佐藤新 まずは無事に開幕できることがとてもうれしいです。僕たちが舞台に立てているのは、僕たちにたくさんのことを丁寧に教えてくださった偉大な先輩方、滝沢社長、そして何よりファンのみなさまのおかげです。そのことを最後まで忘れずに、全43公演駆け抜けます。
基俊介 メンバーみんなで話し合い、滝沢社長からいろんなアドバイスを受けながら初日に辿り着きました。最後まで全キャストで怪我なく走り抜けたいです。
影山拓也 僕が初めて御園座に立たせてもらったのは、2018年の舞台でした。そんな場所で主演として、座長として、公演をさせていただけるのは本当に光栄です。『IMPACT』というタイトルの通り、お客さんに衝撃を与えられるような作品にしたいです。当時、滝沢社長から学ばせていただいたことを、今度は僕たちが後輩のCLASS SEVENに教えているつもりなので、共に成長できたらいいなと思っています。
椿泰我 僕も2018年の滝沢社長最後の舞台に出演させていただきました。当時は大学に通いながらだったので、無事に大学を卒業できるのかと葛藤もありました。今こうして、同じ場所で主演舞台をさせていただけるのはとても感慨深いです。
松井奏 インパクトがある演目ばかりなので、本当にできるのかなと正直不安でした。その一方で、“僕たちもこういうことをさせてもらえるんだ!”とうれしさもありました。これまでは先輩方の後ろにいた僕たちが、舞台の1番前に立てることにドキドキもワクワクもしています。
今回の演目では、腹筋太鼓など名シーンの数々が盛り込まれています。
鈴木大河 これまでは先輩方の後ろにいましたが、今回は自分たちがメインになるのでとても新鮮な一方、主演として後輩たちを引っ張っていかないと、という気持ちです。
滝沢社長からはどんな言葉がありましたか?
横原悠毅 主演や座長にはものすごい責任があるので、稽古の段階から僕らが引っ張っていかないといけないと意気込んでいたのに、滝沢さんは「俺はひとりでやっていたけど、お前らは7人だからな」と(笑)
基 僕たち7人はずっと先輩方の背中を見てきたので、自分たちが背中を見せる立場になったという緊張感から、身も心も引き締まる思いです。
佐藤さんは滝沢さんが演じてきた平将門役で大変でしたよね。
佐藤 もう本当に大変です。滝沢さんは僕の殺陣の癖を分析して、歩き方や刀の使い方など細かい所作までご指導くださいました。滝沢さんの平将門に対する想いがストレートに伝わってきたので、その想いにしっかり応えたいです。周りが目まぐるしく動いても、それに動じないことを特に意識しています。
声のトーンも変えて、威厳がありますよね。
佐藤 そうなんです!頑張っています。
ほかの皆さんが注目して欲しいシーンはありますか?
影山 僕は捨十という平将門にベタ惚れしている影の役をやらせていただいているのですが、雨が降り注ぐ中で殺陣をしていると、衣装が水を吸ってだんだん重くなるのが大変で…。体感ではスイカ100個分ぐらいの重さがあります。
一同 分かりづらいわ!
横原 僕のシーンではないのですが、椿が演じている玄栄の殺陣ですね。
椿 制作発表でもお話しましたが、これまで斬られ役だった僕たちが座長になることで斬る立ち位置になったので、ぜひ注目していただきたいです。
基 お客さんに、それぞれの斬るシーンの回数を数えて欲しいね。
横原 新とリーダーはもっと多いと思うけど、それぞれ50から100手ぐらいの殺陣の中、何手あるんでしたっけ?
椿 同じぐらいですよ。僕は6手でやらせてもらっています。
一同 少な!
椿 役柄的に人を斬れないので(笑)
チケットが全公演即完売になってライブビューイングも決まっていますね。
基 北海道から沖縄まで全国200の映画館で上映されます。生配信だから、みんな1回もミスしないでね!
一同 (笑)
基 劇場に来ていただける方はもちろん、ライブビューイングでご覧いただく方にも、少しでもこの舞台『IMPACT』、そしてIMP.の良さを伝えられたらと思っています。
ライブビューイングなら寄りでも観られますもんね。
佐藤 ある意味特等席かもしれないですね。
今回はCLASS SEVENも出演。さらに、エンディングの『結 -Yui-』は作詞が北山宏光さんで作曲が滝沢社長と、事務所全体でこの舞台を盛り上げています。
佐藤 会社全体でひとつのものを作り上げられるのは、すごくありがたいことです。
横原 あったかいよね! こんなに協力してくれることないですよ。
佐藤 作詞が決まってすぐ、北山くんに「ありがとうございます!」とメールしました。
影山 歌詞がメンバーそれぞれの個性やキャラクターと合っているので、北山くんが僕たち1人ひとりのことをちゃんとイメージしながら作詞してくださったと思うと、感謝の気持ちでいっぱいですね。
北山さんは観に来てくれそうですか?
松井 僕、連絡したんですよ!「名古屋に来てくれますよね!?」って。でも「遠いわ」って言われました。
影山 遠くないですよ、北山くん!
横原 忙しい方ですからね。
ちなみに、名古屋で楽しみにしていることはありますか?
一同 手羽先、味噌カツ、ひつまぶし…
横原 御園座に来ると毎回差し入れで美味しいものをいただくので、ちょっと期待しています(笑)
椿 どこかの公演で7人全員顔がパンパンの日があるかもしれませんね、塩分の摂り過ぎで。
名古屋のイメージはありますか?
横原 静岡出身の僕としては、名古屋と言えば中日ドラゴンズですね。球場が広いからホームランが出にくいイメージです(笑)
最後に皆さんに一言お願いします。
佐藤 舞台『IMPACT』で僕たち7人が命を燃やして魂を込めて、最高のエンターテインメントを届けていきます。頑張ります! よろしくお願いします!
- 5月1日(木)〜5月25日(日)名古屋・御園座
- 5月30日(金)〜6月1日(日)金沢・本多の森 北電ホール
- 6月6日(金)〜6月8日(日)広島・広島文化学園 HBGホール
5月24日(土)、25日(日)映画館生中継