WATWING|「高校時代は何事にも全力になれる大事な期間。100%全力でぶつかって!」

1月11日に2枚目のシングル『The Practice of Love』をリリースしたホリプロ初の6人組ダンス&ボーカルグループWATWING。八村倫太郎さんと福澤希空さんに新曲について、高校時代について、さらには恋愛にまつわるお話までお聞きしました!

WATWINGとしてやってきたことは
間違いじゃなかった

1月11日に2ndシングル『The Practice of Love』がリリースされましたね。

八村 めちゃくちゃカッコいい1曲になったと思います。楽曲は同世代のラッパー&シンガーソングライターのKviBabaさんにお願いしました。大人のラブソングを一緒に作りたいと伝えて、今までのWATWINGの楽曲とは一風変わったテイストでダンサブルな大人ビターな曲に仕上がりました。

福澤 めちゃくちゃカッコいいです!

八村 KviBabaさんと恋愛話をしたんです。とは言っても小中高時代の淡い恋愛話なんですけど (笑)。楽曲のカッコ良さに負けないようにレコーディングも熱量高く歌いました。ダンスはKAITAさんに振付をしていただいたのですが、KAITAさん自身もめちゃくちゃ挑戦したと言ってくれて、みんなのチャレンジが集まった曲で絶対に何か伝わるものがあると信じています。

『The Practice of Love』の制作秘話があればお聞きしたいです。

福澤 どんなテイストの曲にするかメンバーで一度考えようと、夜遅かったんですけど練習終わりにみんなでコンビニに寄って、路上の端っこで円になって会議したんです。僕たちは曲調を考える時に最初に色味を考えるようにしていて。

八村 ムードボードといって、みんなでいろんな写真を検索してテイストを出し合って決めていきました。

福澤 6人全員が本当に納得した上でレコーディングできたよね。

カップリングには11月に先行配信された『WINGS』が収録されていますね。

福澤 WATWINGの3年間の思い出があるからこそ『WINGS』ができたと思います。メンバーそれぞれ個々で活動もしていますが、WATWINGとしての最終地点はここだ! と伝えたいことが歌詞になっています。

八村 『WINGS』はシンガーソングライターのSALUさんとプロデューサーのSUNNY BOYさんと一緒に作った曲です。身近にいる大切な人を当たり前だと思ってしまいがちだけど、その人たちがいるからこそ今があって最高なんだという僕たちの思いが込められています。

12月にはリリースイベントが行われましたがファンの方の反応はいかがでしたか?

八村 いい意味で今までとは変わったような気がしました。それは僕がドラマ(「君の花になる」)に出演させてもらった効果ももちろん大きいと思うんですが、本当に僕らに興味がなかったら来てくれないと思うので、今までWATWINGでやってきたことが間違いじゃなかったんだと自信になりました。

福澤 本当に奥まで見えないくらいのたくさんの人が来てくれたね。

八村さんが出演されたドラマ「君の花になる」(一之瀬栄治役) を毎週見ていて、学校では友だちと欠かせない話題でした。今回出演されて何か発見はありましたか?

八村 たくさんありましたね。これまでドラマや映画に出演したことはありましたが、ゴールデンタイムのドラマは初めてで試行錯誤の毎日でした。「8LOOM」(ブルーム) のメンバーの中では自然に助け合いが生まれていて、そこからたくさん吸収しようと撮影に臨んだので得られたものは大きいです。具体的な例を挙げると、5話で内田有紀さんと宮野真守さんの前で泣くシーンがあったんですが、緊張がまさってリハーサルでも本番でも涙が出なかったんです。その時に内田さんが「今までの8LOOMのことをいっぱい思い出して、どれだけ時間を掛けてもいいからしっかり考えて臨めばいいものができるよ」と言ってくれたんです。先輩の前で時間をかけてはいけないと思っていたんですが、そこで寄り添ってもらえたのが本当にすごく嬉しかったです。その後も演技のアドバイスをたくさんいただいて、ドラマで皆さんと出会えたことは本当に財産になりました。

福澤さんは舞台「呪術廻戦」に吉野順平役で出演されていましたが、舞台の魅力をどのように感じておられますか?

福澤 舞台はその時にしか味わえない感覚や生で観ていただける分、その時の気持ちを生の声でお届けできるので衝撃を与えられるのが魅力だと思います。

高校時代に頑張っていたことが
活きていると実感

お二人の高校時代を振り返っていただいて、最も心に残っている行事はありますか?

八村 高校3年最後の体育祭はすごく印象に残っています。行事に結構力を入れている高校で体育祭と文化祭が毎年交互に行われていたんです。僕の場合だと1年の時は体育祭、2年は文化祭、高校最後の3年は体育祭でした。行事では前に出たいタイプなので、体育祭では団長をしました。団長をカラー団長と呼んでいたんですが、僕はもも団だったので髪の毛ピンクにして、ダンスパフォーマンスもめちゃくちゃ真剣にやりました。と言っても、めっちゃ下手くそだったんですけど(笑)。これが高校のハイライトです。

福澤さんはいかがですか?

福澤 思い出に残っていることはテスト勉強です。その時からWATWINGの活動をしていたので、テスト勉強は大変でした。

八村 頑張ってやってたよね。練習の休憩中とかに単語帳を見ていたのが懐かしい。

高校時代にこれだけは絶対やっておくべきと思われることはありますか?

八村 高校時代は何事にも全力になれる大事な期間だと思うので、全部頑張る必要はもちろんないですけど、行事でも部活でも勉強でも恋愛でもいいんですけど、100%全力でぶつかること。いざ社会に出たり大学に進んだりした時に高校時代に頑張っていたことが活きていると実感することがすごく多いと感じるので、素直になってぶつかってみて欲しいと思います。

福澤 僕、高校生は本当に喋んない人でしたし…メガネをかけていたし。

八村 それ別に関係ないだろ (笑)

福澤 髪の毛が長くてバリバリ校則違反して端にいました。倫太郎君とは真逆で行事も何もしたくないなと思っていました。振り返ってみると高校の時は全然楽しめていなかったと後悔があるので、今、倫太郎君が言ったみたいにやりたいことは絶対にやった方がいいと思います。

お二人がこれまでの人生で一番影響を受けた人はどなたですか?

八村 僕はお母さんと姉ちゃん。母子家庭でお母さんがずっと女手ひとつで育ててくれて、その強さと愛は生涯リスペクトでお母さんみたいな人になりたいと思っています。姉ちゃんは僕の3つ上なんですけど、なぜかいつもケンカにならなくてすごく大人な人。ピアノが好きで何でも弾けて。僕も姉ちゃんの影響を受けてピアノを弾いていたんですが、お母さんも姉ちゃんもめっちゃ褒めてくれるんで自信満々に弾いていました。二人がいなかったら今の自分はいない! と断言できます。影響を与えてくれたのはお母さんと姉ちゃんですね。

福澤さんはいかがですか?

福澤 倫太郎君と回答が似てしまうのですが、お母さんとお兄ちゃんです。お兄ちゃんがいたからこそダンスを始めてダンサーになったので、それがなかったらWATWINGとして活動していないだろうし、それこそ上京もしていないと思います。お母さんがオーディションに応募してくれて支えてくれたからWATWINGとしてデビューできたので、お母さんとお兄ちゃんには感謝していますし、愛を感じています。

▶次のページでは恋愛についてお聞きしています。