詩羽(水曜日のカンパネラ)|自己肯定感ゼロの高校時代。たくさんの壁と戦い、自分を変えてきた

詩羽, 水曜日のカンパネラ, 水カン

自己肯定感ゼロだった自分を
全力で変えた高校時代

高校時代に髪型とか見た目を変えたという話をインタビューで読んで、めちゃくちゃカッコいいなと思いました。その時の思いを聞かせていただけますか?

詩羽 高校1年生の時に、髪型を刈り上げにして、口のピアスも開けたんです。先生にはすごい怒られたんですが、校則のルールブックに “刈り上げがだめ” とは書いていなくて。「どうしてだめなんですか?」と聞いたら「普通じゃない」とか「奇抜だから」と言われたので、戦って3年間通しました。先生とぶつかりながらも、行きたかった大学が難しいレベルのところだったので、そこに合格できたら先生への意思表示にもなるし、大学では自分の力で自由を手に入れてやるぞという気持ちで高校生活を過ごしていましたね。

自分も自分らしさとかオリジナリティについて中学の頃から悩んでいます。

詩羽 私の場合はビジュアルを変えていくということで見つけていったのかなと思っています。対人関係でうまくいかなかった時期に、結構急に思い立って刈り上げにしたんです。口のピアスもそうで、見た目を変えるのってやろうと思えば一瞬でできることなので、私にとってはそれがアイデンティティを見つける第一歩でした。だからこそ、先生に何を言われても簡単には変えられないという意思が強かったのかなと思います。

チャレンジする精神とか原動力は、やっぱり自分の感情ですか?

詩羽 原動力は自分自身だなと思うんです。もともとあまり行動力があるタイプではなかったんですが、いろいろうまくいかなくて、先生とか大人ともうまくいかないじゃんという壁にぶつかった時に、それまでは漠然とした誰かに頼っていたけど、その誰かがいないのであれば自分で自分を動かすしかないし、助けてあげるしかないなと思って。それに気づいたタイミングで、自分の背中をちゃんと自分で押すようになりました。

詩羽, 水曜日のカンパネラ, 水カン

誰かに頼るんじゃなくて自分で守るんですね。それっていつくらいで気づかれましたか?

詩羽 高1くらいでワーッとなった後、パッと切り替えて、“自分で変えればいいじゃん”って。

すごい…カッコいい…。それで自信もついてきた感じですか?

詩羽 高1頃は本当に自信がなくて、自分のことを好きじゃなかったし、自己肯定感の「じ」の字もなかったんですが、見た目が強気になっていくごとに自分自身も強気になっていったし、どんどん前向きでポジティブな気持ちが増えていって、それと同時に “あれ? 最近自分いいじゃん” とか “この髪型可愛いじゃん” とか思えるようになって、自信も生まれていきました。

詩羽さんが高校生の頃にやっておけば良かったなと思うようなことってありますか?

詩羽 高校生の頃だったら、ないですね。やったことも失敗したこともたくさんあるし、あの時にやらないという選択肢を取ったことも、今の自分のためにはなっているので、その選択も正解だったなと思っています。

詩羽さんのポジティブな言葉は、逆の自分がいたからこそなんですね。

詩羽 そうですね。前の自分と今の自分が出会ったら絶対友だちにならないくらいタイプが違うし、私は関わろうとするけど、前の自分は本当にひねくれていたから “こいつきっと幸せなんだろうな” って思ってたと思う(笑)。でも人って変わろうと思えば変われるんだなって思うから、何とかなります! 若いから!

勇気もらえます!

詩羽 いいよね、高校生。制服着られるのはアツいよ。高校生の時って早く高校生活終わらないかなって思ってたけど、卒業してみると “高校生って無敵なんだな” って思うことが多いです。負けん気の強さも強気なところも、若さがゆえなところがあって、大学生になるとなんだかんだ大人になっちゃったりするので、高校生の時にしかできないことってあるから。若さって特権だなと思います。トガっていこうぜ! って思っちゃう!



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