怪獣は全て倒すべきなのか。私たち人間が選ぶべき道とは…?世界最大級の超大作『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』高校生レビュー

王の覚醒。



1954年に日本で誕生し、日本国内だけでシリーズ累計動員数が1億人を突破している「ゴジラ」。2014年に公開されたハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』が全世界興収530億という大ヒットを記録。そしてその続編となる『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』がついに5/31(金)に公開!

先日行われた試写会で一足先にこの世界最大級の超大作を鑑賞したchスタッフがレビューしちゃいます。

人智を超えた圧倒的な脅威との対峙。彼らが現れた時、我々はどう立ち向かうのか—。

絶対に映画館で観るべき!大迫力の怪獣たち

注目すべきはやっぱり、ゴジラをはじめとする怪獣たち。その臨場感に、前作を観ていなくても全く問題ないくらい世界観に入り込んでしまいます

ゴジラ以外にも、モスラ、ラドン、キングギドラといったシリーズファンにはお馴染みの怪獣たちが登場するのですが、それぞれ個性があって、なんだか観ているうちに愛着が湧いてきちゃいます。chスタッフのお気に入りはゴジラとキングギドラ。この2匹の戦いは瞬きするのが勿体無いくらいの大迫力なので、絶対に映画館の大きなスクリーンで見て欲しい!

怪物たちのCGは肌の質感や表情までしっかりと作り込まれていて、まるで本当に生きているみたい!
鑑賞する前、ゴジラは悪い怪獣なのかと思っていたけれど、そうじゃなかった!ピンチのときに現れるゴジラはかっこよすぎです。

怪獣は全て倒すべきなのか?私たち人間が選ぶべき道とは

人智を超えた圧倒的な存在である怪獣たちが世界各地に17匹も眠っていて、それが一斉に目覚めたら…?
確かに、歩くだけで街を破壊してしまうような凄まじいパワーを持つゴジラですが、彼にとって人間は絶対的な敵ではないのです。敵意がないと認識すると、襲ってくることはありません。むしろ、人間とって脅威となるキングギドラを止めるには、ゴジラのパワーに頼るほかに手は無い…。しかし、ゴジラの出現により家族を亡くし、怪獣は全て倒すべきとする人もいます。いろんな立場の人がいて、その考えや感情が丁寧に描かれているので、人間にとって、地球にとってどの道を選ぶのが正しいのか、まるで自分もその場にいるかのように深く考えさせられます

なかでも、特に渡辺謙さん演じる芹沢博士とゴジラとのやりとりはとても印象的。日本語の台詞もあるので、ぜひ注目してみてください!
ピンチのときだからこそ大切な家族の絆

大興奮のモンスターバトルと同時に、危機的状況下にて愛する人を守るため奮闘する家族ドラマも、大きな見所のひとつ。初めはうまく関係が築けていなくてバラバラな家族ですが、お互いがお互いを守るため奮闘する姿に家族の絆の深さを改めて感じました

大切な家族を守るために行動できるということは、かっこいいことだと思います。バラバラに見えて、きちんと娘のことを理解しているお父さんとお母さんに”家族”という繋がりの強さを再確認させられました。

この迫力の超大作は絶対に映画館で見なきゃ絶対に損!
『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』
  • 監督:マイケル・ドハティ
  • 出演:カイル・チャンドラー ヴェラ・ファーミガ ミリー・ボビー・ブラウン サリー・ホーキンス 渡辺謙 チャン・ツィイー 他
  • 配給:東宝

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5月31日(金)よりミッドランドスクエア シネマ他全国東宝系 にて全国公開