新世代の世界観を代弁するphatmans after school「高校生の時にやっておいたほうがいいこと」

札幌出身の3人組バンド・phatmans after schoolにchスタッフがインタビュー! 2017年12月20日リリースの最新アルバム『キミノバアイハ』のことや、高校時代についてお聞きしました。

デビューから6年間の中で
変わったもの・変わらないもの

『キミノバアイハ』はどんな作品になっていますか?

ヨシダタクミ(Vo.&G.) 今作は前回までのコンセプトとは打って変わって、“歌”がテーマになっています。僕たちのライブは歌モノに特化しているセクションもあれば、盛り上がるライブチューンもあったりいろいろな曲をやっているんですけど、2017年夏のワンマンツアーでお客さんにリクエストされた曲を演奏するという企画をやりました。その時に歌モノが圧倒的に上位を占めていたので、次の作品は歌モノに特化した作品にしようと思って作りました。


収録曲の中で高校生にオススメの曲を教えてください。

ユタニシンヤ(G.) 1曲目の『世界線YOUTH』は爽やかな歌詞で、人生にはいろんな道があるよというメッセージが込められているので高校生のみなさんにオススメです。

デビューから6年間を振り返ってみていかがですか?

ヨシダ ユタニの性格が変わりました。こんなにパーティー野郎になるとは思わなかったです(笑)。ライブでの彼はパフォーマーで、ギターを弾くしギターを置いてお客さんと一緒に踊るし、ステージを降りて客席から歌ったりもしていて。歌モノが多い中でキワモノのパフォーマーがいるバンドはなかなかいないと思います。デビュー当時は大人しかったよね。

ユタニ 自分のキャラをどう出していけばいいのかわからなかったからね。

ヨシダ デビューしてから“お客さん第一”ということは変わっていなくて、みんなが楽しめるものを常に目指しています。昔よりライブが増えて、何をしたらお客さんに喜んでもらえるのかを考える時間が多くなったので、そこは6年間で成長したと思います。

自立の第一歩には
アルバイトがおすすめ

どんな高校時代を送っていましたか?

ヨシダ 僕とユタニは同じ学校で軽音楽部でした。予定がなければ土日も部活に行っていたのでほぼ毎日活動していましたし、部活が終わったら僕の家でユタニといろんな話をしていたので、今よりも音楽の濃度は濃かったかな。

いつ頃から音楽を始めたんですか?

ユタニ ギターを触り始めたのは小6くらいなんですけど、ちゃんとバンドをやろうと思ったのは中3の時の学祭です。

ヨシダ 僕は小5でキーボードを始めて、高1のはじめはドラマーとして軽音楽部に入っていました。ギターを始めたのは高校からです。

ヤマザキヨシミツ(B.) 僕は元々音楽に興味がなかったんですけど、中2の時の学祭で友だちがベースを弾いているのを見てカッコいいなと思って。それから友だちにベースを借りるようになって、中3の時に初ライブをしました。

高校生の時にやっておいたほうがいいことはありますか?

ヨシダ バイトをしてお金を貯めるのはいいと思います。お小遣いじゃないお金が入るのはいいことだと思うし、親も少し大人扱いしてくれるので、自立する第一歩としてバイトはいいと思います。

ご自分が高校生の時にやっておけばよかったと後悔していることは?

ヤマザキ 高校3年間で300回くらい遅刻していたんですけど、遅刻癖ってなかなか治らないものだからみんなには気を付けてほしいです。

ヨシダ 大人になると、新しいことにチャレンジすることが難しくなります。時間がなくなるし、腰が重くなるんですよ。高校卒業するくらいに免許を取る人が多いと思いますが、僕とヨシ(ヤマザキ)はめんどくさがって取らなかったから、いまだに取るタイミングを失っています。あと、ベタですけど自転車で彼女と登下校したかった(笑)

北海道版
ヨシダタクミ、ヤマザキヨシミツ、ユタニシンヤ
ミンミ(高2)、もぎ(高2)、ゆりのってぃー(高2)
phatmans after schoolファットマンズ・アフター・スクール

’10年結成。札幌出身の3人組バンド。作詞作曲を行うヨシダタクミ(Vo.&G.)が作り出す卓越したメロディーやグルーヴ、若者が抱える葛藤や大人への憂いを表明した歌詞は、新世代の世界観を代弁している。’16年のワンマンツアー後にホンマアツシ(Dr.)が脱退、新たにサポートDr.を迎えて活動中。’17年12月20日に3rd Full Album『キミノバアイハ』をリリースした。

DISC INFO

キミノバアイハ

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