東海テレビ国際基金 多文化交流プログラムpresents「多文化交流スポーツイベント『ミライ、咲かそ!』」

東海テレビ国際基金の活動の一環として、2022年から開催している東海地区の高校生対象とした多文化交流プログラム。6回目となる今回のテーマは「スポーツを通じてミライを考えよう」。国も言語も障害も関係なく、一緒に楽しむことができるユニバーサルスポーツ・ボッチャを体験!ゲストとして、プロ選手でパラリンピック出場経験もある河本圭亮選手と江崎駿選手(ともにトランコム株式会社所属)に加え、スポーツボランティアとして活動をしているほしこさんにもお越しいただきました。愛知・名古屋では、いよいよ今秋にアジア・アジアパラ競技大会が開催されます。多くの国際交流の機会やってくる2026年! スポーツを通じてミライへの想いを咲かせあいました。

ボッチャとは?
1980年代に脳性麻痺や重度の運動障がいを持つ人々のためにヨーロッパで考案されたユニバーサルスポーツ。プレイヤーは赤と青のボールをなげ、白いジャックボールにできるだけ近づけることを目指します。試合は個人戦、ペア戦、チーム戦があり、様々な攻防戦が楽しめます。


ルール
まず先攻チームがジャックボールを投げたあと、赤いボールを投げます。次に後攻チームが青いボールを投げ、その後はジャックボールから遠いチームが投球。それぞれのチームが各6球を投げきったところで試合終了、ジャックボールにより近いところにボールがあるチームの勝ちとなります。


クラス分け
ボッチャの国際大会では障がいの程度により、BC1~4のクラスに別れて戦います。
BC1:車いす操作不可で四肢・体幹に重度の麻痺がある脳原性疾患のみのクラス。
BC2:上肢での車いす操作がある程度可で脳原性疾患のみのクラス。
BC3:疾患を問わず、四肢・体幹に重度の麻痺があり、選手自身での投球が困難なクラス。
BC4:筋ジストロフィーなど、BC1・BC2と同等の重度四肢機能障がいのある選手が行うクラス。
河本圭亮選手


競技名:ボッチャ (BC3クラス)
出身地:名古屋市
生年月日:1999年3月27日
競技アシスタント:河本 幸代さん(母)

主な成績
2021年  東京パラリンピック 
     個人:14位 ペア:銀メダル
2022年  日本ボッチャ選手権大会 個人:2位
2023年  日本ボッチャ選手権大会 個人:4位
  World Boccia Asia-Oceania Regional Championships(Hong Kong) 個人:4位
2025年  Seoul 2025 World Boccia Cup 個人:優勝

江崎駿選手


競技名:ボッチャ(BC4クラス)
出身地:春日井市
生年月日:2001年3月25日

主な成績
2021年 東京パラリンピック 個人:20位 ペア:8位
2025年 日本選手権 2位 
     Pattaya 2025 Asia-Oceania Regional Championship ペア3位 
Beijing 2025 World Boccia Cup ペア4位

ほしこさん


東京2020オリンピックパラリンピックのボランティアをきっかけに、
会社員の傍ら 休日はスポーツボランティアの活動をしている。
パラスポーツボランティアコミュニティの運営など、楽しく幅広く交流
しながら、ボランティア活動の輪を広げている。

・初級パラスポーツスポーツ指導員
・ 日本財団ボランティアセンター ボ学 講師

まずは河本選手、江崎選手、ほしこさんへインタビュー。選手のお二人に競技を始めたきっかけや競技の魅力、海外の大会での体験などを、ほしこさんからはスポーツボランティアの活動について、どんな活動をされているのかや活動の意義、楽しさについてお話していただきました。

河本選手

小学校2年生のときにボッチャに出会いました。仲間とプレイするのは本当に楽しくて、大会にも出るようになりました。私のクラスはランプという器具を使ってボールを転がすので、その操作をしてくれるランプオペレーターがいます。ほかにもトレーナーさんやボランティアさんなど、様々な方と関わる機会があるのもボッチャの魅力です。ちなみにランプオペレーターも選手と一緒にメダルを貰えるんですよ!

江崎選手

中学校の授業がきっかけでボッチャに出会いました。障害のある自分にもできるスポーツに出会えたことがとても嬉しかったです。やっていくうちに勝てない悔しさなども経験して、どんどんボッチャにハマっていきました。ボッチャの選手は日常介助が必要な方も多いので、ボランティアさんをはじめサポートをしてくださる方の存在がとてもありがたいです。

ほしこさん

東京オリンピック・パラリンピックの開催が決まって、どうしたら関われるのかを調べて、スポーツボランティアに出会いました。ドライバーとして車を運転したり、マラソンのコースを作ったり、会場でチケットのもぎりをしたり、観客を席まで案内したり…。スポーツボランティアの活動内容は様々です。大会の主役は選手ですが、選手だけでは大会は成り立たないですし、海外の選手と交流したり、スポーツボランティアならではの経験がたくさんできますよ!

お話を聞いたあとは、選手とともにボッチャに挑戦!
今回は3人1チームに分かれての団体戦。優勝決定戦には選手もそれぞれのグループに入ってプレイしていただきました!

ボッチャは狙い通りにボールを投げる技術だけでなく、いかに作戦を立てるかも勝つためには重要!ジャックボールをどこに投げるかやどの順番で投げるかなども、戦局に大きく影響します。だから、作戦会議がチームメイトとのコミュニケーションのきっかけにもなりました。



初プレイでも試合が成立するのもボッチャの魅力。でも、狙い通りの場所にピタッとボールを投げるプロ選手の技を目の当たりにすると、その競技としての奥深さも感じます。

最後に、2グループに分かれ、選手も交えて座談会。ボッチャを体験してみた感想やボッチャの持つ可能性などを話し合いました。

●GROUP1


実際にボールを手にとって競技してみることで、ボッチャの魅力を実感することができました。部活や授業でもボッチャを取り入れている学校が増えてきているそうです。江崎選手に、上手くなるコツを教えていただきました!観戦できる大会もあると伺ったので、友だちとプロの試合を観に行ってみたいです。

●GROUP2


私たちのチームのシートを見てください。ゲーム中に自分が投げたボールの場所に貼っています。オーバーしてしまった学生は、はみ出したところに貼っています笑。ボッチャはやればやるほど魅力を感じるスポーツだと思いました。河本選手はランプオペレーターを務めるお母さんと二人三脚です。試合前日にお母さんと喧嘩してしまった時は、夜の間に仲直りしておくそうです!(笑)選手の方と直接お話ができる貴重な機会をいただいて、本当に楽しかったです。

「ユニバーサルスポーツ」について考えることで、たくさんの気づきがありました!

ボッチャをプレイしたのは初めてで、チームメートも初対面でしたが、そんなことは全然関係なく楽しめました。年齢も国も関係なく、初めて会ったとは思えないくらいに仲良くなれる最高のスポーツです!

ジャックボールをどこに投げるかというところからすでに勝負は始まっていて、みんなで一緒に作戦を考えながらゲームをするのがとても楽しかったです。
初プレイでも、スポーツが苦手でも試合を動かす一手を打てる可能性があるスポーツだと思いました。でもやっぱりプロの技術はすごい!私ももっとうまくなりたいです。

プロの選手、そしてスポーツボランティアの方から貴重なお話が聞けました。選手と直接お話することもできて嬉しかったです!
I noticed that boccia could connect everyone around the world.

I have a lot of fun during this time. My teammates were really great. Thank you for this opportunity!

多文化交流プログラム 企画・ナビゲーター:臼井ゆり(東海テレビ CSR推進部)


東海地区の歴史や伝統文化、地元のアーティストを中心に、地元愛を大切にした多くのイベントや舞台、観客が参加できる体験型のイベントのプロデュースを事業部所属時に数多く手がけた。2022年から多文化交流プログラムを企画。チャリティ活動等を通じて聾者、難聴者の方々と出会い、手話文化と出会う。インクルーシブ社会について多角的に考えるプログラムを展開。

東海テレビ国際基金 

 

イッチー指さしコミュニケーションシート 
学生の皆さんのアイディアもとりいれながら観光編・医療編を英語・ポルトガル語・韓国語の3カ国で作成しました。ぜひみなさんも活用してみてください。以下のページからダウンロードできます。

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