オレンジスパイニクラブ|「高校生の頃から、メジャーに行きたいとかロッキンに出たいとか、叶えたい夢は口に出してきた」

7月3日(金)より公開の映画『口に関するアンケート』のインスパイアソング『口』を配信した、オレンジスパイニクラブのスズキユウスケ(Vo.&G.)さん、スズキナオト(G.&Cho.)さん、ゆっきー(B.&Cho.)さん、ゆりと(Dr.)さんにインタビュー! 映画のことや楽曲のことを語っていただきました!

曲が持つ不気味さも歌詞も
映画の世界に見事にマッチ

今作『口』は初の映画タイアップとなりますが、作詞作曲されたナオトさんがお話をもらって一番にしたことは何ですか?

ナオト まずは”インスパイアソング“という言葉も初めて聞いたので、どういうものかを調べるところから始まりました。その後、映画を観せていただいて、感じたことを曲にしていきました。ただ制作時間がなくて、お話をいただいて1週間ほどでデモを提出して、レコーディングして、半月ほどで完成までいきました。

え、すごいです!

ナオト 大変でしたが、逆に短いからこそ集中できて、変なゾーンに入っていたというか。どこまでアレンジできるんだろうという気持ちもあって、今まで使ってこなかったサウンドエフェクト、悲鳴だったりノイズだったりを入れる余裕もできました。

ユウスケ 2A(2番Aメロ)で声がふたつ重なっているところは今まで経験したことのないメロディーだったので、とても苦労しました。でもそこに不安定な感じが出ていてカッコいいなと思います。

ナオト キーに対して合っていないメロディーが難しいよね。あとは映画で感じた”振り回されるような感覚“を音楽で表現できればと思ったので、ユウスケには「ファルセット(裏声)とシャウトの切り替えを意識してほしい」と伝えました。そこはぜひ聴いてもらえたらなと思います。

映画を知るとより曲が怖くなるし、曲があることでより作品の世界観が膨らみました。

ゆりと 僕は曲ができてから映画を観たのですが、歌詞が映画の台本に寄り添って書かれているので、話が進んでいくうちに曲とリンクしていって、”完璧だ!“と思いました!

原作は10センチほどの手のひらサイズの本で、最後のアンケートで初めていろんなことが明かされるという展開が新鮮でした。

ユウスケ 原作は小さいんですね!

ゆっきー 紙だからこそ、アンケートがより効果的なところもきっとありますよね。

ゆっきーさんが担当されたジャケ写の制作はいかがでしたか?

ゆっきー これは映像で撮ったものを写真として書き出しているんです。会話の中で一瞬笑ったところの微妙な口元を使っています。

ちなみに皆さん、ホラーは得意ですか?

ナオト ホラーはめっちゃ好きで高校生の頃から観ていました。でも劇場は怖いですよね。音は苦手なのでイヤホンをしたりしています(笑)

ゆっきー 僕、ホラーは苦手でお風呂とか入れなくなっちゃうんですけど、『口に関するアンケート』は物語として面白かったので、高校生にはホラー入門編としておすすめです。

高校生なら誰と観に行くといいですか?

ゆっきー ひとりです!

入門にして映画館ひとりはハードル高くないですか!?(笑)

ゆっきー ひとりで行くか、友だちと行って席を空けて座るか、です。手を握ったりしたくなりますから。

皆さんが試写をご覧になった時はどうだったんですか?

ゆっきー 隣同士です。「隣に座って〜」って言ってました(笑)

ナオト 今回アンケートという仕組みがめっちゃ怖いなと思ったんです。普通、映画って第三者として観ると思うんですけど、アンケートを答えさせられることによって他人事じゃないみたいな、自分も映画に関わっちゃった怖さがあって。映画のSNSなどでもアンケートが配信されているので、それに答えた上で映画を観ると、より怖いし楽しいのかなと思います。

夢も恋も口に出すことで
叶えてきた!?

この映画は<口は災いのもと>がテーマになっていますが、逆に皆さんが<口にしたから叶ったこと>はありますか?

ユウスケ メジャーデビューですね。「メジャーに行きたいな」というのはずっと夢ではあって、言い続けてきました。

ナオト 「ロッキンに出たい」とか「Mステに出たい」も言ってますね。叶ったことや叶わなくても叶いかけたことが多いので、夢を口に出すことは大事かなと思います。

ユウスケ 映画のタイアップもやりたいって言ってたもんね。

ゆりと これは音楽的なことじゃないんですけど、僕は結構片想いとかするタイプで、どちらかと言うと自分から「好き」「好き」ってアピールして付き合ってきたパターンが多かったので、これも言霊かなと思います。

ただ高校生的には夢を周りに言うのは自信がないというか恥ずかしいというところもあったりします。

ナオト 僕らは高校生の頃から同じメンバーでバンドをやっているんですが、当時から「あれやりたいよね、これやりたいよね」ということは話していたように思います。

ゆっきー メンバー間では話すんですけど、みんな高校はバラバラでそれぞれの学校では何も言わないので、得体の知れないやつみたいに思われていました。部活もやっていないし、髪も長いし、みたいな(笑)。だから恥ずかしくて言えないという気持ちもめっちゃわかります。

ユウスケ 馬鹿にさせないくらい言っていくことも大事です! 言ったからこそ頑張れるところもあると思うので。

ゆりと 僕は高3の時にこのバンドに入ったんですが、進路のこともあるし、学校を休むことも出てくると思ったので一応担任に言ったんです。すると「バンド名なんて言うの?」と聞かれて、きっと僕の本気度を確認するためだと思って、普段バンドなどは聴かない女性の先生だったんですが、僕も覚悟を決めて「The ドーテーズというバンドです」と言いました(笑)

5月から「混ぜるなキケン」の対バンツアーが始まっています。どんなことを感じていますか?

ユウスケ 僕らの歴史の中で語らずにはいられないバンドとの対バンが多くて、僕らのルーツを深堀りできるツアーになっていると思います。初日のKiNGONSは僕らと同じようにメンバーに兄弟がいて一番影響を受けてきたバンドなので、かなりモチベーションも上がりました。

対バンするバンドに影響って受けたりするものですか?

ユウスケ 受けますね。最初にゲストが出て、その後に自分たちが出るので、ライブを観て「やばい」と思って飲まれてしまうこともあります。

ゆっきー ワンマンだとそれほど「負けたくない」という煮えたぎる気持ちにはならないので、それが対バンの良さでもありますね。

今月の特集
「海外の思い出を聞かせてください」

スズキユウスケ
僕は海外に行ったことがないのですが、韓国に行きたくて明日パスポートを作りに行く予定です。川(漢江)で辛ラーメンを食べたり、屋台とかも夜の2時頃までやっていると聞いたので、食も楽しみだし、美容系のものも安く買えそうで楽しみです。

スズキナオト
僕もまだどこも行ったことがなくて、本音を言えば日本が好きなんですけど(笑)、誘われることは多いです。行くならイギリスに行ってみたいですね。やっぱり音楽の聖地的な場所がたくさんありますから。でも近場のアジアで韓国や台湾、タイもいいかなと思っています。

ゆっきー
最近行ったインドは圧倒的に印象に残っています。インドって毎朝チャイを飲むんです。歩いていたらどこの店でも30円ほどで買えて本当においしいので、僕もチャイ中毒になっちゃって、日本に帰ってからも1ヶ月くらい毎日家で作っていました。ガンジス川のあるバラナシという街は人も良くて、みんなが「一緒に写真撮ろう」って集まってきて、想像以上に良い場所でした。

ゆりと
僕は高校生の時に海外研修でオーストラリアに行きました。初日の夜、シャワーが水しか出なくてホストマザーに「Water only!」って言ったら、次の日はお湯の出る奥のシャワーを案内されました(笑)。でもたまたま家にドラムセットがあって、音楽でコミュニケーションを取ることができたことには感動しました。日本の良さを知ることができるのも海外に行く良さかなと思います。

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オレンジスパイニクラブ

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『口』
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