【第2弾】「その沼は大人になって武器になる」BLUE ENCOUNTが高校生へ贈る“オタ活”エール

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BLUE ENCOUNTから届いた11月18日発売の4thアルバム『Q.E.D(キューイーディー)』は、映画『青くて痛くて脆い』の主題歌『ユメミグサ』をはじめ、数々のドラマやアニメの主題歌を含む全11曲。どれも強いメッセージ性を持ったパワフルな楽曲揃いの渾身の1枚について、メンバーにお話を伺いました!

【第2弾】(後編)では、今月の巻頭特集テーマ「高校生のオタク最強説」に合わせ、ブルエン メンバーにお聞きした「オタクエピソード」をお届けします。

自分が本当に楽しいと思うことに
突き進むことが将来につながる

ブルエンの皆さんの“オタク話”もお聞きしていきたいのですが、まずは皆さん、何オタクですか?

田邊 おぉぉ。この企画、高村にぴったりじゃん!(笑)

高村 僕は二次創作オタクですね。二次元的なものは全部好き。アニメもマンガもゲームも。自分が体験できないものを体験できる、違う世界に連れて行ってくれる存在です。自分が主人公になるのではなくて、自分はモブキャラとして主人公たちの活躍を見ているという立場として経験しています。主人公が戦っている姿をそばで応援してる感じ。一番最初に死んで、その後、幽体離脱しながら見ている役、みたいな(笑)

田邊 昔からずっとそうだよね。主人公になりたいわけじゃないってことだよね。

高村 リアルと一緒かも。自分を出したくはないの(笑)

辻村 俺は音楽オタクですね。車のウインカーでも時計の針の音でも「カッチ、カッチ」と鳴っていたらだんだん音楽に聴こえてくるくらい、常に音楽のことを考えてます。学生時代は授業中もブレザーの中にイヤホンを隠して音楽聴いてました(笑)。今の子たちはBluetoothがあるからいいよね。

田邊 俺は完全に映画オタクですね。中学の時に英語の勉強のために、映画を日本語字幕なしで観てたらハマって、そのまま高校時代もたくさん観ました。今日もこの後映画観に行くんだけど、当時熊本では高校で映画のスタンプカードが配られて、4個貯めると1回無料になったの。さっき話したみたいに学校に居場所がなかったから(※第1弾インタビューをご覧ください)、カバンに私服入れて家を出て、近くのトイレで着替えて映画館に行ったりもしてたな。

江口 僕は洋服オタクですね。高校生の頃から福岡まで服だけ買いに行ったりもしていました。好きが高じてファッションブランドも始めたんですが、今ならステージ衣装にすることもできるしね。今日着ている服もそうですね。

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皆さんのオタクレベルはどれくらいですか?

辻村 今は10段階中なら2くらいですね。音楽って幅広いし、1960年代の音楽だけでも何万曲ってあるし、知れば知るほどまだまだ深いなと実感します!

田邊 俺は10段階なら4! ハリウッドとかの洋画は大好きなんだけど、フランス映画とかはまだ細かく観ていないし、邦画の白黒映画みたいな名作と言われているものも観ていないから、まだまだかな。

江口 10段階なら10ですね。いろんなジャンルの服を見てきて、自分が好きな形だったり似合う服はまとまってきているので、あとは足し引きしていく作業かなと。

高村 僕は依存症レベルなので、レベル100です(笑)

高校時代、お小遣いをどれくらい趣味に使っていた?

辻村 CD買ったり楽器買ったり、弦買ったり、ライブの費用だったり、8割は音楽に使っていましたね。ライブハウスで働いていたりもしていたので、割と使ってたかな。

田邊 そんなに給料もらってたの!? 時給いくら!?

辻村 980円だったよ。

田邊 そっか! 熊本は600円前後だったからね(笑)。俺も映画はパンフレットやサウンドトラックまで買って、お小遣いは全部使ってましたね! そのためには昼飯も我慢して。だから当時はガリガリでめっちゃ細かったです。

高村 高校時代はまだ二次創作にはハマってなくて、ハマったのは二十歳過ぎてからだったんです。だから高校生の頃はバイトで稼いだお金をCDに使ってたかな。

江口 僕は自分のお金も全部使って、さらに欲しいものがある時は親に借金して買ってました(笑)

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では最後に、オタク活動にいそしむ高校生へメッセージをお願いします!

辻村 好きなものがあるのであれば、その世界に没頭していけばいいと思います。周りから「やめなよ」とか言われることもあると思うけど、最終的に没頭していた方が、後から考えても良かったなと思うと思うから。没頭している自分のことも好きになってあげたらいいと思います。

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田邊 沼にハマって悪いことって何もないからね。お金の面で周りに迷惑をかけないというのは大前提だけど、ハマればハマるほど勉強するし知識も増えるから、大人になった時に必ず役に立ちます。俺も映画をきっかけにいろんな人と仲良くなれたし、主題歌を担当させてもらったり、お仕事でコラムを書かせていただくこともあるし。いろんなことがつながっていくから!

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高村 僕はネット関連のオタクの方向けのメッセージになるんですが、ネット上で顔が見えない人と接する時は、必ず目の前にいる人と接する時と同じように話したり行動したりしてください。その人にも生活があるということを常に頭に置いて、ネットで遊んで欲しいなと思います。

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田邊 めっちゃいいこと言ったね! そうなんだよね! それ、大事だね!

江口 高校生の時って、主流の流れってあるじゃないですか。クラスの中で今これが流行っていて、その話題に入るために自分の好きとは違うけどかじらないといけないみたいな。でも、流された“楽しい”は結局その場だけで、先につながる楽しさではないと思うので、自分が本当に楽しいと思うことに突き進んでいくことが一番大事だし、将来的にも絶対に得だと思います!

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BLUE ENCOUNTの表紙インタビュー、いかがでしたか?
第1弾(前編)インタビューも合わせてお楽しみください。

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DISC INFO

new album
『Q.E.D』
【通常盤】
(CD)
¥2,800(tax out)
※11/18 on sale

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