高尾颯斗、『リロ&スティッチ』の魅力を語り尽くす!スティッチ愛がもう止まらない!

高尾颯斗, HAYATO, ONE N' ONLY, リロ&スティッチ

『美女と野獣』『アラジン』をはじめ、数々のアニメーション映画の実写化を成功させてきたディズニーが、その愛らしさで空前のスティッチ・ブームを巻き起こしたアニメーションを完全実写化! 日本でも『ミッション:インポッシブル』シリーズ最新作を抜いて初登場No.1を記録し大ヒット中の映画『リロ&スティッチ』が全国劇場にて公開中!

両親を亡くした少女リロと姉のナニは、唯一の家族なのに離れ離れの危機に。そんな姉妹の前に現れたのは、愛を知らない暴れん坊のエイリアン、スティッチ。彼らの奇跡の出会いと、“オハナ<家族>”の大切な絆を描く、感動のハートフル・ファンタジー!

EBiDANきってのスティッチ好きで知られる高尾颯斗さんに、現在公開中の『リロ&スティッチ』の感想をお聞きしました! 颯斗さんの家族愛、ハワイ語で家族を意味する“オハナ”という言葉についても深掘りしていきます。


アニメ以上のリアルさに
感動が止まらない!

颯斗さんのスティッチ好きはSWAG(ファン)の間でも知られているところかと思いますが、今日『リロ&スティッチ』をご覧になって、いかがでしたか?

颯斗 まず、何より感動がすごかったです。予告を観た時点で“完成度がヤバいな”と思っていたんです。二次元のアニメだったスティッチが実写になって、モフモフ感が出て。スティッチが立体になっているだけで僕としては感動的なのですが、リロが、アニメで観ていた時以上にリロっぽくて! “めちゃくちゃリロじゃん! リロがいる!”って。年相応の無邪気な感じや自由さも感じられて、それが本当に嬉しかったです。アニメではスティッチの印象が強いですが、今作ではそれぞれのバックボーンも見えて、ハワイの文化もナチュラルに表現され、より世界観が広がって物語の中に入り込んだ感じがしました。

解像度が高まりましたよね。

颯斗 高まりました。あとプリークリーとジャンバ博士の完成度も高すぎる! 本当にリアルで、“これ、これ! やっぱりこんな感じなんだ!”という感覚でした。まずは映像の完成度の高さに感動して、改めて、ストーリーの良さにも気づかされます。小さい頃はストーリーの深い意味はわからずに観ていた部分も多かったと思うんです。両親を亡くして、ひとりで妹のリロを育てようとするお姉ちゃんのナニの葛藤などは、大人になって今回初めて気づいた部分でした。3回ぐらい泣いたかもしれない。

颯斗さんの3回の泣きポイントはどこでしたか?

颯斗 最初はスティッチがリロの部屋でお花のレイを首にかけて、“家族”を意識したことで急に変わり始めた時にうるっときて。次に姉妹の絆が見えた瞬間。リロをちゃんと大人に育てるために自分はこういう選択をしなきゃいけない、とナニが葛藤しながら考えていたシーンです。ハンモックでリロを抱きながら歌って、スティッチが寂しそうに離れていくところはめちゃくちゃ感動して泣きました。そして、ラストは大号泣でした。

結構泣きっ通しですね。

颯斗 20年越しの映画なので、感動もひとしおでした!


“家族(オハナ)”をテーマにした
物語の深さに、改めて感動する

作品のテーマでもある家族(オハナ)という部分ではいかがでしたか?

颯斗 僕にも弟(高尾楓弥)がいるので、家族の物語という部分にはとても共感しました。僕らはリロとナニほどは歳が離れていないですし、同じ境遇というわけではないですが、ナニがすごくカッコいいなと思いましたし、一番感情移入して観ていました。

改めて家族について考えましたか?

颯斗 そうですね。作品のメッセージは、家族もそうだし、リロにとってのスティッチのような家族に近しい存在、親友だったり仲間みたいなところで、僕には弟もいるし、グループの仲間もいるし。それぞれの場所での温かい繋がりに置き換えて感じていました。

颯斗さんにとっての家族はどんな存在ですか?

颯斗 愛情深い家庭だなと思います。いつも一緒にいるし、今もずっと応援してくれているし。十分過ぎるくらい愛をくれる家族なので、それが当たり前に感じてしまう時もあるんですけど、それが当たり前じゃないんだと思わないとダメだなと思っています。今でも、家族LINEは僕と母、父のグループもあるし、楓弥も入ったグループもあって、個人の連絡もあるし、一個で良くない? って感じですけど、結構全部動くんです。両親はライブだけでなくリリースイベントにも来ますから(笑)

素敵な家族です。

颯斗 リロは友だちがほしくて、流れ星に願ってスティッチと出会いましたが、実は僕はずっと弟がほしくて、親にずっと「兄弟がほしい」と言っていたんです。クリスマスにお願いしたら、次の年に楓弥が生まれてきて。その時は本当に嬉しかったですね。ウルトラマンの人形を戦わせるような遊びをずっとひとりでやっていたので、きっと寂しかったんだと思います。

颯斗さんにとって、ONE N’ ONLYのメンバーもオハナみたいな感覚ですか?

颯斗 まさにオハナです。メンバーって家族でもないし、兄弟でもないし、なんて表現したらいいんだろうと思っていたのですが、“オハナ”という言葉がぴったりですね。血の繋がりがなくても家族と同じような大切な存在です。

先日の日本武道館公演では、<LIVE TOUR 2025 ||:ONE N’ ONLY:||>を“前に進む、覚悟のツアー”だったとおっしゃっていました。これもひとりでは越えられないものだったのかなと思いました。

颯斗 それは僕もとても思いました。今回のツアーの前後は特に、もうみんなで手を取り合って進んでいた感じで。みんなもひとりでは無理だったから、毎晩電話していました。さっきまで一緒にリハしていたのに、帰ってまた「電話しようぜ」って夜中の1時くらいまで電話して。

ほんとに、お互いの存在が支えになっているんですね。

颯斗 だから家族とは違うけど、特別な存在です。最近は特に、人との繋がり、心の繋がりみたいなものを大切にしていきたいと思うようになりました。血の繋がりのある家族であればわがままを言ってもケンカをしても切れない縁だと思いますが、それ以外の人との繋がりは、やっぱり行動し合ったり、支え合ったり、気持ちや愛情の交換がとても大事だと感じています。ライブをひとつするにも、数え切れないほどの人たちが関わってくれていて、その一人ひとりの仕事が少しでも良くなれば、その分すごいものができるし、その一人ひとりが“よし、頑張ろう”という気持ちになるかどうかは、結局コミュニケーションだと思うから。最近感受性がより豊かになったのかわからないけど、涙腺もゆるくなりました。すぐに泣くし(笑)。今日も序盤から泣いて、“こんなところで泣いてたらちょっとマズい”と思いました。

でも心は強くなってきているのでは?

颯斗 強くはなっていると思います。考えて行動できるようになったし、みんなでやろうという意識も強くなっています。


高尾家でディズニーの英才教育を
受けて育った

最後に、颯斗さんがスティッチを好きになった頃の話を聞かせていただけますか。

颯斗 高尾家はディズニーに関しては幼少期から英才教育を受けていて、父も母も好きなのでディズニーは毎年行っていたし、ディズニー作品は家でも観るし、遠出する時は車でずっと流していました。『スティッチ』に限らず、『ふしぎの国のアリス』のアニメも観ているし、プリンセス系の作品も全部観ているし、『トイ・ストーリー』や『カーズ』なんて1000回くらい観たんじゃないかというくらい(笑)。もちろん実写映画も観ています。

すごいですね。ちょっと想像を超えてきました。

颯斗 そうですよね。僕のディズニー好きが、梅に埋もれてますよね。

はい、梅に埋もれていました(笑)

颯斗 その中でもスティッチは一番好きなキャラクターで、最初の映画『リロ&スティッチ』が公開したのが2003年だから、僕が幼稚園くらいの頃なんです。幼稚園の頃はお母さんが作ってくれる巾着とか座布団カバーとかお弁当箱とか、全部スティッチでした。『トイ・ストーリー』も好きだったので、スティッチかバズか、でしたね。小学生の頃は筆箱とか文房具も使っていたし。家にバカデカいスティッチとエンジェルの抱きまくらがあって、僕がブルーのスティッチを取って、弟にはまだ何もわからないからピンクのエンジェルを使わせていました(笑)。他にも家にはぬいぐるみがめちゃくちゃたくさんありましたね。リロが持っているスクランプが好きで、幼稚園とか小学生の頃はずっと大事にして一緒に寝ていました。うわ、懐かしいな!

大切な思い出ですね。

颯斗 『リロ&スティッチ』は僕が記憶にない頃からずっと繰り返し観てきたし、スティッチのイトコが出てくる『スティッチ!ザ・ムービー』もテレビシリーズの『リロ・アンド・スティッチ ザ・シリーズ』も全部観ていました。ここで出てきた黄色いスパーキーも好きでした。小学生の頃の防災頭巾のカバーはスパーキーの総柄で作ってもらいました。僕は宇宙やエイリアンといった近未来の話にすごく興味があるのですが、それは全部スティッチの影響じゃないかなと今日映画を観て思えてきました。

そんなところにも影響が。

颯斗 20年の時を経て、今の自分が好きなものが、全部繋がった気がします(笑)。僕の人生はスティッチで始まったと言っても過言じゃないですね。

スティッチ愛が止まりませんね。

颯斗 愛が爆発しています。胸熱です…。実写化してこれほど新しい感覚になるものを、20年以上前に公開していたのだと思うと本当に感動しますし、気になるラストだったので、続編もあるんじゃないかと楽しみです! SWAGの『リロ&スティッチ』の感想も聞きたい! 無限に語りたいです!

ヘアメイク:松田陵(Y’s C)
スタイリスト:ホカリキュウ


試写会の声を聞いてみました!

5月22日(木)、TOHOシネマズ梅田で開催された『リロ&スティッチ』大阪プレミア試写会に、リロ役の日本語声優を務めた永尾柚乃ちゃんとスティッチ大好きという吉本新喜劇の酒井藍さんが登壇! この日作品を鑑賞した高校生の声をお届けします!

きわ(高3)

完全に涙腺崩壊!
家族(オハナ)愛で溢れた作品で涙腺崩壊しました。妹を大切に思う姉のナニと、寂しさを抱えながらも周りの人を大切にするリロ、そんなふたりの元に現れた破壊生物と言われているスティッチ。3人がさまざまな困難を乗り越えながら、3人なりの家族の形を作っていく過程に感動します。ハラハラするシーンや面白いシーンなどさまざまあり、本当に楽しかったです!

あやの(高3)

笑いあり、涙ありの最高傑作
舞台挨拶で柚乃ちゃんが言っていた通り、“ドキドキ、ワクワク、感動する”だけでなく、改めて家族の大切さを感じることのできる心温まる作品でした。リロやスティッチが可愛いのはもちろん、スティッチを捕まえるために地球にきたジャンバ博士、プリークリーまでコメディ要素が満載で、くすっと笑えるところがありとても楽しく観ることができました。

りん(高3)

モフモフでキュートな姿が堪らない!
小さい頃よくアニメを観ていて、日常に笑顔を添えてくれるスティッチが大好きでした。実写版では、スティッチの仕草の愛くるしさが倍増していて、思わず抱きしめたくなる可愛さ! 私は三姉妹の真ん中なので、お姉ちゃんが大好きだからこそ困らせてしまうリロの気持ちにも、妹を守るために自分を犠牲にしたり、完璧にしようと思ってしまうナニの気持ちにも共感しながら観ていました!

ちひろ(高3)

リロの真っ直ぐな生き方が魅力的
私は『リロ&スティッチ』を今回初めて観たのですが、始まってすぐにお話に引き込まれて、ドキドキハラハラ! はじめはたくさん破壊して周りに迷惑をかけていたスティッチが、リロの愛情をもらうことで成長し、家族(オハナ)の絆が深まっていくところが見どころだと思います。リロの真っ直ぐで純粋な生き方がとても魅力的でした!



読者プレゼント

『リロ&スティッチ』
  • 監督:ディーン・フライシャー・キャンプ
  • キャスト:クリス・サンダース(スティッチ役)/マイア・ケアロハ(リロ役)
  • オリジナル・サウンドトラック:ウォルト・ディズニー・レコード
  • 日本版声優:山寺宏一(スティッチ役)、永尾柚乃(リロ役)、MOMONA(ME:I)(ナニ役)、中村海人(Travis Japan)(デイヴィッド役)
  • 配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

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