「つばさ男子プロダクション」から念願のCDデビュー！THE SUPER FRUITと世が世なら!!!が語るこれまでとこれから

CUBERSが所属する「つばさレコーズ」が昨年10月に設立した「つばさ男子プロダクション」から、8月31日にTHE SUPER FRUITと世が世なら!!!の2グループがCDデビュー！
今回は、THE SUPER FRUITの小田惟真さん・田倉暉久さん・星野晴海さん、世が世なら!!!の橋爪優真さん・笠松正斗さん・大谷篤行さんに、楽曲のこと、学校生活のことなどたっぷりお聞きしました！スパフルと世が世、2022年下半期大注目です。

『チグハグ』があるからこの世界は面白い
リリースイベントで思わずうるっとくる『鼓動のFighters』

まずはグループ名の由来をお聞かせいただけますか？

星野　THE SUPER FRUITは、メインディッシュや水のように必要不可欠なものではないけど、フルーツのようにあると嬉しい存在、誰かに寄り添える存在になれたらという意味が込められています。

大谷　世が世なら!!!は、当初メンバーが4人しかいなくて、デビュー保留組でした。チーフマネージャーさんが「あと2人スカウトできたら、デビューさせてあげるよ」と言ってくださったので、メンバーもスタッフさんもみんなでスカウト活動を頑張って、2人が加入して今の世が世なら!!!ができています。「世が世なら」は「この人が存分に活躍できる時代に生きていたならば」という意味なので、デビューできなかったかもしれない現実をひっくり返して、世が世なら!!!の新しい世界線を創り上げていきたいという思いが詰まっています。

デビューのお話を聞いた時や、今のお気持ちはいかがですか？

田倉　昨年の夏からこのメンバーと一緒にいて、1年の節目にデビューを迎えられることが嬉しかったです。

小田　純粋にワクワクしましたが、同時に焦りもありました。THE SUPER FRUITと世が世なら!!!の1カ月共同生活などを通じて、もっと仲を深められたらと思います。

星野　5月のライブでお客さんの前でデビュー発表した時、喜んで泣いてくれる子もいて、皆さんの期待を感じました。

笠松　結成して日が経っていなかったので、嬉しさと不安がありました。今後はさらにスキルアップして仲良くなった自然な僕らを見せられたらと思います。

橋爪　最初は何がどうなっているのかよく分かっていなくて。これからは6人で下剋上を起こせるように前だけ向いて頑張りたいです！

大谷　歌やダンスなどまだまだ力不足なので、もっとパフォーマンス力を磨いていきたいです。

THE SUPER FRUITさんのデビューシングル『チグハグ』はとにかくかわいくて頭から離れません！

田倉　初めて聞いた時は「かわいいなこれ。僕が歌えるのかな？」と思いました（笑）。自分を肯定してくれる歌詞が多くて「嫌なことは嫌と言って OK」「君は君らしくいれば It’s OK」など気持ちよく歌っています。

小田　キャッチーなメロディーで、歌詞も個性豊かな僕たちに当てはまっていると思います。

星野　みんなそれぞれ個性がある中で、誰かに合わせたり型に当てはめられる窮屈な日常から「チグハグ」が生まれると思うんです。でも、マイナスに捉えられがちな「チグハグ」が起きるからこそ、この世界は面白くて美しいという意味も込められた楽曲だと思います。

カップリングの『Some day』は、思春期の等身大の歌詞でどこか切ないです。

田倉　10年後も歌える曲をイメージして、かわいらしい『チグハグ』とは違った雰囲気を出せるように、自分なりに歌詞の意味を落とし込んでレコーディングに臨みました。

小田　今までのスパフルには無い楽曲に対して、歌い方を変えてみたり試行錯誤しながらのレコーディングだったのですが、全力を出し切れたと思います。

星野　歳を重ねることで深みが増す曲だと思っていて、「パパとママにも言わないことが当たり前になってきているよ」という歌詞のように、今言えないことと10年後言えないことは重みが違うと思います。そういった差もパフォーマンスで表現していきたいですね。

世が世なら!!!のデビューシングル『鼓動のFighters』は「マジで真面目」や「勝ちの価値」など、これまでの世が世なら!!!さんの道のりを物語る歌詞が印象的です。

大谷　世が世のコンセプトにあっていて、感情移入がしやすかったです。聴いてくださる皆さんもちょっとうまくいかなかった時は歌詞に自分を当てはめて、もう一度やってやろうという気持ちになってくれたらと思います。

橋爪　僕はラップが好きなので、ラップの歌割りをもらえたことが嬉しかったです！背中を押してくれるような歌詞ばかりなので、それをどう伝えるか、自分の中でイメージできたと思います。

笠松　歩んできた道のりと重なって、リリースイベントで歌っていると、思わずうるっとくることもあるんですよね。

カップリングの『Happy Birthday!!!』は、ハピバ！ハピバ！の合いの手も楽しいですよね！

大谷　合いの手は全員でマイクに向かってレコーディングしましたが、あの時がみんな一番生き生きしていました（笑）。歌詞は意味を考えますが、合いの手は勢いや元気が大事です！

橋爪　世が世の面白さと可愛さとカッコ良さが全部詰め込まれている楽曲だと思います。『Happy Birthday!!!』で皆さんの1年に1回の記念日を祝ってもらったり、僕たちはSNSにも力を入れているので、バースデー動画を作ってもらえたら嬉しいですね。

笠松　初めてのレコーディングと比べると、『Happy Birthday!!!』の歌詞にある「一皮むけてレベルアップ」した歌声が聞けて、みんなの成長を感じた1曲でもあります。

0.5秒も妥協しないプロ意識と
現役高校生ならではの悩み

THE SUPER FRUITさんはダンスを揃えるために意識していることはありますか？

田倉　動画を後ろから撮ってもらって、メンバーで見返したりズレを直したりすることで、統一感のあるダンスを心がけています。

小田　スパフルでは「振付師さんの動画のまま踊れるようにしよう」と決めています。2時間かけてイントロからAメロまで徹底的に揃えてから、AメロからBメロの練習に移ることが多いです。

星野　動画はコマ送りで見るよね。

小田　0.5秒ズレていても直します。

田倉　上手く踊ることよりもみんなで揃えることを強く意識していますね。

世が世ならさんのライブをお客さんにどのように楽しんでもらいたいですか？

橋爪　ぜひ気軽に楽しんでもらえたらと思います。僕たちと一緒にヘドバンしてくれている方を見ると、声も出せる世の中になったら会場が大盛り上がりするんだろうなぁといつもイメージしています。

これまでメンバー同士で衝突や喧嘩はありましたか？

田倉　喧嘩というより話し合いで解決することが多いですね。

小田　5月の合宿では、メンバーの今まで見えなかったところも見えてきて、改めてデビューに向けての目標を決め直す時間を作りました。

星野　一番大きな山だったよね。

田倉　それ以来、定期的に話し合いを設けるようになりました。

橋爪　世が世は体育会系で、みんな自分の意見ばかり主張していましたね。だから、ぶつかることも多くて、最年長の内藤がまとめていました。あと、添田はコメント収録で間違えると自分自身を責め続けるので、僕たちも気まずくなって、雰囲気が悪くなることもあります（笑）。でも次会った時には元通りです！

大谷　メンバー同士すごく仲が良いので、一瞬で仲直りするんですよね。

グループ内で最年長と最年少が4歳ほど離れていますが、ジェネレーションギャップを感じたことはありますか？

田倉　18歳の僕と19歳の阿部は同じ時代を生きてきた感覚があるんですけど、僕と17歳メンバーには深い溝があります。懐かしいと感じるものや流行ったテレビ番組も違っていて。ただ、僕以外の18歳メンバーは17歳メンバーの話が分かるので、僕がついていけていないだけかもしれません（笑）

橋爪　僕たちもたった1年の差で話が噛み合わないこともあります。でも最年長の内藤はアニメの話しかしないからそもそも話についていけなくて、ジェネレーションギャップというより、趣味の違いですね（笑）

学業とアイドルをどのように両立させていますか？

田倉　さあ高校生の皆さんどうぞ！

小田　昨年10月から活動していて、高校受験を控えていたので大変でしたね。無事合格できたので、何とか両立できているかなと思っています。

田倉　メンバーから「この時間は勉強したい」と言ってくれるので、グループ内でも勉強の時間を意識できます。

小田　テスト期間の1週間前は「勉強したいからレッスンを休ませてください」とお願いをしています。

星野　スタッフさんから親に共同生活の許可をとってくださった時に、この2人（星野と小田）は「1日1時間以上は勉強するように」と言われたので、嫌でも両立できます（笑）

笠松　僕は学校が嫌いすぎて、好きなことしかやりたくないんですよね。

橋爪　こんなこと言いながら、（笠松の）家に泊まった時、必死にテスト勉強していましたよ（笑）

笠松　ちゃんとやるんです、僕。

大谷　同時に2つ取り組むことが苦手で、いつもクラスメイトや先生に助けられています。

橋爪　僕は5月の合宿では学力テストが5点で最下位でした。朝、「学校行ってくる〜」ツイートをして、「頑張って！」リプをもらえると活力が湧いてきます！

田倉　何が恥ずかしいってその学力テスト、俺が下から2番目なんだよなぁ（笑）

個性豊かな6人に迫る！一問一答コーナー

アイドルが大好きな小田さんが理想とするアイドル像は？

小田

僕たちはつばさ男子プロダクションの設立とともにできたグループです。将来は、ジャニーズで言うと嵐さんのように世界で活躍する大きな存在になりたいです。

田倉さんがカッコいいインスタの投稿で心掛けていることは？

田倉

僕は撮ってもらっているだけなんですよね（笑）。いろんな人にアドバイスをもらいながら、数多く撮影して一番いいものを載せるようにしています。

橋爪　褒められてよかったね！

田倉　もうめっちゃ嬉しい。8時間ぐらいぐっすり寝れそう。

愛知県出身の星野さんがカルチャーショックを感じた出来事は？

星野

愛知県では制服のワイシャツのことをカッターシャツと言うのですが、メンバーの（松本）勇輝に「カッターシャツを買いたいんだよね」と話したら、勇輝は天然なので「買ったシャツ」と勘違いしたみたいで、話が噛み合わなくて（笑）。（田倉）暉くんが「カッターシャツって何？」と言ってくれて、カッターシャツは日本の西側でしか通じないことが判明してびっくりでした！

特技がぬいぐるみ集めの橋爪さんが新しくお迎えしたぬいぐるみは？

橋爪