東京アイランドで見つける僕たちの冒険の旅 ―大島・利島―

利島は大島のお隣、周囲約8km、面積4.12km2、人口330人ほどの小さな島。円錐形の島全体が椿林に覆われ、その本数は約20万本と言われるほど。冬になると島中で咲き誇る椿の花が美しく、全国でも有数な椿油の生産地としても知られています。のんびりとした島時間を堪能するのにぴったりな場所。



利島の歴史はおよそ6000年前、神津島に産出する黒曜石を採るための中継地として人々が移り住んできたと考えられています。古くは1760年頃、椿油で年貢を納めたという最初の記録が残っており、以来 200年以上に渡り、椿油の生産は利島の地に受け継がれています。あまり観光地化されず、島の暮らしが守られている利島では、都会の喧騒を忘れてのんびりお散歩して心身ともにリフレッシュ。


島の面積の約80%を占めるヤブツバキの林は日本庭園のように整えられ、冬にはあたり一面の花が埋め尽くし、幻想的な風景が広がります。秋に熟して油をたっぷり蓄えて弾けた種子は、生産者たちの手でひとつずつ丁寧に拾い集められて搾油されます。人の肌に近い成分であるオレイン酸を豊富に含む椿油は、ヘアケアとして愛用され、化粧品や食用品としても使われています。


7つの神社と1つの寺があり、中でも阿豆佐和気命(あずさわけのみこと)神社 は 、利島の氏神様として崇められ、「明神様」として親しまれています。お正月の三が日には、「山廻り」と呼ばれ、一番神様(阿豆佐和気命本宮)・二番神様 (大山小山神社)・三番神様(下上神社)を順番に参拝し、お米とお神酒をお供えして巡る慣わしがあります。

お天気がいいと、宮塚山展望台からは、利島の集落と大島や伊豆半島が一望できます。島内には保育園、小中学校が一つ。高校はないため、中学を卒業すると大島の高校に通ったり、都心の高校に通うそうです。

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