KALMA畑山悠月と斉藤陸斗が進路に悩む高校生にアドバイス!「本当にやりたい道を選ばないと、後悔すると思う」

10代最後を飾ったデビュー作『TEEN TEEN TEEN』から約8ヶ月。20代最初となる新作『La La La E.P.』を発売したKALMAの畑山悠月さん(Vo/Gt)と斉藤陸斗さん(Ba/Cho)にインタビュー!

辛いことがあっても、息抜きをしてポジティブになれる

『La La La E.P.』の発売おめでとうございます!この作品は20代になって最初の作品ですが、20歳になった今、10代の頃を振り返ると?

畑山 20歳になるとお酒を飲めるようになったりはするけれど、そんなに変わったなという実感はなくて。どちらかというと高校を卒業したときの方が大きく変化したなという印象です。
斉藤 もちろん少しずつ成長して大人になってきてはいても、その変化は微微たるもので。はっきりとどこが変わったというのはないですね。

「ねぇミスター」は歌詞が背中を推してくれるようで、聴くと元気になれる曲だなと思いました。

畑山 人間誰しもしたくないことや考えたくないことってありますよね。楽しいことをするためには、その分、嫌なことも頑張らなくちゃいけない。今年、みんなは自粛で高校へ行けない期間があったと思いますが、僕たちもライブやレコーディングができずに、気持ちが滅入って何もできない期間がありました。でも、辛いことがあっても息抜きをしてポジティブになれる。そんな人になりたいし、そんな歌を歌いたかったんです。辛いことがあっても、自分自身が選んで来た道なんだから、「未来はきっと大丈夫」。そんな想いを込めたので、この曲を聴いて元気になってくれたならとても嬉しいです。

「パリラリラ」は一度聴くと思わず口ずさみたくなって、学校からの帰り道、自転車に乗りながら鼻歌を歌っていました。

斉藤 悠月が作曲しているけど、僕も竜也も、デモが送られてきたらすぐにサビは歌えちゃうんだよね。
畑山 本当に!?一度聴いたら忘れられなくなるメロディを作れたらいいなと思っているから嬉しい!この曲は毎日起きていること、家族や友達のことなど、全部を歌にしたいと思って作った曲です。実際にいるかどうかは分からないけれど、そして僕はいると思うけれど、お化けや妖怪も巻き込みたい。今作のジャケットもそんな気持ちをイメージしたイラストになっています。

「さらり風」は聴いていると夕暮れの情景が浮かびました。

畑山 まさに聴いている人が夕暮れを思い浮かべてくれると良いなと思って作った曲です!自粛期間中に近所の公園を散歩していたら、きれいな夕日が見えて。そのときに思いついたメロディなんです。

「逃げるなよ、少年!」は新曲ですが、ライブ音源が収録されていますね。

斉藤 この音源を収録したライブが初本番で、アンコールのラスト。すごく緊張しました。しかも、この曲、難しいんですよ。
畑山 途中でテンポが変わるからね。お気に入りの曲なので、次のCDではふつうにレコーディングしたものを収録したいと思ってます。

進路に悩む高校生へ
KALMAからのアドバイス

私は今、高校2年生なのですが、進路に悩んでいます。お二人はどのように進路を決めましたか? 私のように悩んでいる高校生にアドバイスが欲しいです。

畑山 僕と陸斗は、高校卒業後の進路が違って。陸斗は整体の専門学校に通ったけれど、僕はバンド一本に専念するために進学はしなかったんです。陸斗はどういう想いで専門学校に入ったのか聞きたいな。
斉藤 もともと柔道整復師になりたくて進学しました。でも、進学した途端バンドが大きくなってきて。1年生の頃は両立していましたが、今年に入り、「どちらもやる気はあるけれど、本当にやりたいのはどっちか」と考えた時にバンドだったので、区切りをつけてバンド一本という選択をしました。
畑山 僕も保育士や先生になりたかったので、オープンキャンパスにも行きました。音楽活動と両立できるよと言ってくれた人もいましたが、僕自身が両立できる自信がなくて。学校に通ったら曲を書く時間がなくなると思ったんです。なので、バンドを大きくするために、僕はバンド一本の道を選びました。今の陸斗も同じですよね。お金も必要なので、バンドをしながら就職という道も考えましたが、1回好きなことだけをしたいと思ったんです。先生や親に相談して「自分が決めた道だから頑張れよ」と言われました。高校の頃からCDを出したり、ライブで各地をまわったり、音楽が好きで頑張っている姿を見ていてくれたから、この道を選んでも拒まれなかったし、ちゃんと応援をしてくれました。進路は悩むよね。でも、あんまり深く考えない方が良いんじゃないかな。陸斗が最終的にバンドを選んだのも音楽の方がやりたかったってだけじゃん。やりたい方に行くべき、そうしないと後悔すると僕は思います。

寝るときは、電気真っ暗派 or 豆電球派?
お二人の睡眠事情を調査!

今月は皆さんに「睡眠事情」をお聞きしています。早速ですが、お二人は寝るときの電気は真っ暗派ですか?豆電球派ですか?

斉藤 真っ暗派ですね。その方が熟睡できます。
畑山 僕はちゃんと寝るときは電気を消して寝るけれど、仮眠するときは電気をつけたまま布団や枕で光を遮って寝るようにしています。そうしないと、時間になっても起きられないので。次の日寝坊できないときはカーテンを開けて、日差しで起きられるようにたり。それでも起きられないときもあるけど(笑)。みんなは体勢にこだわりってありますか?僕は横を向いていないと眠れないです。

横向きが一番落ち着きますよね!一番呼吸がしやすい体勢だとも聞きました。

斉藤 僕は仰向けでも寝られますね。
畑山 確かに遠征先で陸斗と同じ部屋になることがあるけれど、ドラマやマンガみたいに仰向けに布団に入るよね。僕は布団に入ったらすぐに体を丸めて横向きになるけど。

ちなみにお二人は寝るときどんな服を着ていますか?

畑山 陸斗はそれで寝てるでしょ?
斉藤 うーん…、そうだね。基本ジャージにトレーナーみたいな。
畑山 僕はパンイチ(笑)。
斉藤 あー、それもわかるよ。自分で布団温めて寝るのが好きだから。
畑山 暑いと思って冷房かけすぎて起きたら寒かったり、逆に寒いから着込んで寝たら汗かいちゃったりすることもあるから、とりあえずパンイチで寝て、朝起きて寒かったら服を着ます。

そうなんですね(笑)。あと、寝る前のルーティーンはありますか?

斉藤 学校で習っていたこともあって、ストレッチをしてから寝ています。
畑山 ルーティーンとは少し違うかも知れませんが、誰かと電話をしていないと寝られないんですよ。電話の切れた後の寂しい感じが嫌で、電話越しで相手の雑音を聴いていなきゃ寝られなくなっちゃいました。

最後に、高校生にメッセージをお願いします。

畑山 どんなきっかけでもKALMAのことを知って曲を聴いてくれたら、そして好きになってくれたらとても嬉しいです。
斉藤 このご時世ではありますが、ぜひライブに来てもらいたいです。僕らの持ち味の一つはライブなので、きっとハマるんじゃないかな。

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KALMA

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「拝啓〜ママパパ兄弟じーちゃんばーちゃん友達先輩後輩先生車掌さん、そして普段から応援してくれてる皆さん、僕たち20歳になったでやんす!お酒で乾杯!パラダイス!クリスマス!ソーシャルディスタンスでラララララテラララランマンツアー2020冬〜敬具」
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